「ダメ元でやる」「ダメ元でお願いします」の言い換え表現は?
ビジネスにおいて、丁寧な言葉遣いをすることは重要です。取引先に対してフォーマルでプロフェッショナルな印象を与えるために、適切な言葉やフレーズを選ぶようにしましょう。今回は「ダメ元」の言い換え表現、使用する際の注意点についてご紹介します。
そもそも「ダメ元」とは
「ダメ元」とは、「ダメで元々」の略語です。「何もしないよりはやってみたほうがいい」「無理を承知でやる」といった行動を促す表現になります。
「ダメ元でやってみる」「ダメ元でお願いします」などと日常の場面で使ったことがある方も多いのでは。ただ、カジュアルな表現であるため、ビジネスシーン、特に取引先が相手だと使用は適切とは言えません。
「ダメ元でやる」の言い換え表現
「ダメ元」の言い換え表現には、どのようなものがあるのでしょうか。まずは、「ダメ元でやる」の言い換え表現からご紹介します。「ダメで元々」の略語ですから、ややネガティブな意味合いが含まれています。これをポジティブな表現に変換しましょう。
例えば「ダメ元でやってみる」の言い換え表現には、以下のフレーズが考えられます。
・(思い切って)挑戦する/チャレンジする
・胸を借りる気持ちでやる
・未知の領域に踏み込む
・新しい可能性を模索する
「ダメ元でお願いします」の言い換え表現
続いて、「ダメ元でお願いします」の言い換え表現をご紹介します。
・無理を承知でお願い申し上げますが
・勝手なお願いではございますが
・弊社都合で大変恐縮ではございますが
上記のような表現が考えられます。ただ、言い換え表現を探る前に、そもそも相手への敬意を欠いたお願いをしていないか立ち止まって考えてみてください。いくら言葉遣いが丁寧であっても、相手に失礼なお願いであったら元も子もありません。その点に注意しましょう。
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