自動車ローンを滞納し続けた場合に起こりうるリスク3つ

2017年1月16日滞納, 自動車ローン

自動車ローン滞納のリスク①:厳しい督促

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数百万円単位の資金を借り入れられる自動車ローンでは、あくまでも自動車を購入する資金を、金融商品として提供しています。ですので、自動車ローンの返済金を万が一滞納してしまった場合の督促は、一般的な他のローン商品の滞納と比べると、厳しく頻繁なものです。大抵の自動車ローンでは、1回目の引き落としができなかった段階で再度引き通しが行われるのが基本ですが、自動車ローンでは、1回目の滞納の段階から様々な形での督促が行われます。

1回目の滞納では電話と書面による督促が行われる

自動車ローンで行われる督促は、主に3つの方法から段階に応じて適用されています。1回目の滞納で行われるのは、支払う意志があるのかどうかを確認する目的の専用書面による督促と、契約者の連絡先に直接スタッフが連絡する電話督促です。そして、その後も滞納が続いた場合、更に契約者の自宅までスタッフが直接赴き、支払いを催促するなどの対応が採られます。

自動車ローン滞納のリスク②:自動車の回収

自動車の購入に限定した形で提供されている自動車ローンでは、一般的な他のローン商品と比べると、金利面などでやや優遇された条件が提供されています。このため、有利な条件で資金が借り入れられる反面、返済を滞納して契約に反する行為を続けると、非常に厳しい対応が取られるのです。その中でも最も厳しい対応となるのが、契約者の資産である自動車を取り上げる目的での、回収になります。

ローン完済まで自動車の所有者は金融会社に設定されている

実は、自動車ローンを用いてマイカーを購入している場合、自動車の所有名義は契約者ではなく、資金をローンの形で提供したローン会社に設定されています。この設定は、自動車ローンを完済した段階で初めて解除されるので、ローンを全て返し終えるまでは、自動車の本来の所有者はあくまでもローン会社なのです。借入金の返済を滞納し続け、複数階に及ぶ督促に対しても応えなかった場合、最終的には資産である自動車が滞納分の代わりとして回収されます。

自動車ローン滞納のリスク③:信用情報への記載

自動車ローンに限らず、契約して一定の資金を借り入れるローン契約を交わした人が本来支払うべき借入金を支払わず滞納し続けた場合、滞納の事実を含めたローン契約に於ける違反行為が、全て共有情報として記載されます。この共有情報は、CICと呼ばれる機関で全て一定期間にわたって保管され、全ての加入企業に閲覧の権利が与えられている情報です。自動車ローンで滞納し続けた事実は、別のローン契約などを他社と交わす際にも共有情報として提供されるため、適切な申請を行っていたとしても、契約拒否へと至る危険性が一気に高まります。

すぐに滞納分を支払っても5年間は信用情報が残り続ける

1度、信用情報への記載条件に該当するような滞納行為を行ってしまった場合、例えその事実が判明した段階で速やかに自動車ローンの滞納分を支払ったとしても、アウトとなります。既に記録された信用情報の滞納事実については、削除がされないのです。この情報は5年間にわたって記録が保持されるため、この期間が終了するまでの滞納情報は、全ての金融系企業などで共有される事実を理解しておきましょう。

自動車ローンを滞納し続けると「厳しい督促・自動車の回収・信用情報への記載」などのリスクがある

高額な自動車を手軽に購入できる方法として、非常に多くのユーザーが活用する自動車ローンは、その手軽さや好条件から、返済に対して非常に対応が厳しいです。1度でも滞納すると督促が様々な手法で実施される上に、最終的には資産である自動車を担保として引き上げられる等、厳しい対応が行われます。その上、自動車ローンの滞納はCICの信用情報にも記載されるため、様々な契約で多大なリスクを及ぼす危険性がある点に、注意しておきましょう。

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2017年1月16日ビジネス

Posted by BiZPARK