SIer企業が行っている事業と就職するのに有効な資格

2017年7月12日SIer

SIerは経営課題の解決に向けてシステム設計をしている

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SIerとはシステムインテグレーション事業を展開している企業のことを言います。語源はシステムインテグレーションの省略である「SI」に、接尾語の「er」を付けたことからできています。SIerは、ユーザー企業が抱える経営課題を解決するために、システム設計をしています。特にシステム開発の上流工程である「コンサルティング」や「要件定義」をしている企業です。

SIer業界はヒエラルキー構造になっている

将来、SIer業界に就職・転職を考えているのであれば、SIer業界の特徴を知っておくべきでしょう。なぜなら、これを知らずに就職をすると後悔する可能性もあるからです。その特徴と言うのが「ITゼネコン」と呼ばれるヒエラルキー構造です。つまり、ピラミッドの頂点にある企業は優秀であり、下がっていくにつれて業務が過酷になっていきます。したがって、SIer業界に入るなら、自社がどの位置づけなのかを確認するといいでしょう。

システムエンジニア(SE)が主にSIerで活躍している

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SIer企業には様々な職種の人が勤めていますが、主としてシステム・エンジニア(SE)が活躍をしています。SEの役割は顧客にヒアリングをして、どのようなシステムを構築すればいいのか思案するする人です。またプログラマーとの間に入って、どのようにプログラミングをすればいいのか、設計書を作成します。こうしたユーザーとプログラマーの間に入り、活躍する人がSEです。

SEはコンサルティングや設計書の作成が仕事

SIer企業でのSEの仕事は、コンサルティングがあります。これはお客さんの要望を引き出し、どうすれば実現できるのかを提案する仕事です。また「外部設計書」「内部設計書」「プログラム設計書」等の設計書を作成します。そのほか、「遷移図」なども作成して、システムの全貌をプログラマーに伝えるようにします。そして正しくシステム構築をできるようにするのがSEの仕事内容です。

企業を選ばなければSIerへの就職は可能

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SIer企業は数多くあるため、選ばなければ就職することはできます。しかし、SIer企業と呼ばれる会社は一部に限られており、多くはヒエラルキーの中層、下層に位置付けられています。したがって、コンサルティングなどをしない企業も、少なくはありません。なお、SIerは基本的に人的資本を要求しているため、新卒でも転職でも一定人数は採用しています。

基本情報技術者や応用情報技術者を取得しておくと良い

将来、SIerに就職したいのであれば、まずは「基本情報技術者」や「応用情報技術者」等の資格を取得しておきましょう。また、「LPIC」や「Oracle」などのベンダー資格もあるため、これらの資格を所有していると良いでしょう。なお、SIerに就職する場合にはヒアリング能力なども必要とされます。そのため、コミュニケーションに長けていることが大事になります。

企業の経営課題解決に向けてシステム設計を行うSIerを目指すなら基本情報技術者などの資格取得がおすすめ

SIer企業について見てきましたがいかがでしたか?SIer企業に就職を検討している人は、その就職先がヒエラルキーのどこに位置付けられているのかを確認しましょう。そして、実際にどのような業務に携わることができるのか、あらかじめ知っておくといいでしょう。こうしておくことで自分が本当にSIer企業でやりたいことができるようになるでしょう。

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2017年7月12日ビジネス

Posted by BiZPARK