SE(システムエンジニア)の仕事が激務である3つの理由
SEが激務である理由①:イレギュラーな事態が多い
プログラマーはコンピュータを使用してプログラミングをするのに対して、SEはプロジェクト全体の管理を行う進行役です。
SEは取引先とのやり取りによって、プロジェクトで作成しているソフトウェアの仕様の調整や方向性などを決めます。取引先とのやり取りが夜遅くまで続くことがあったり、予期せぬシステムトラブルによって、深夜でも急遽出勤せざるを得なくなることから、エンジニアは激務だと言われています。
責任が重くイレギュラーな激務が続き精神が病む場合もある
SEは、エンジニアとしての仕事だけではなく、プロジェクトの責任者になるので、非常に責任が重いです。トラブルが発生した際の対応はプログラマーではなくSEなので、あらゆる場所に足を運んだり、多くの人とやり取りをしなければなりません。計画的に進めていたとしても、トラブルによって激務化するので、SEが精神的に病んでしまうことも少なくありません。
SEが激務である理由②:他社への常駐により精神的肉体的にひどく疲労する
基本的に、入社した会社でSEとしてエンジニア職と管理職を兼任しますが、場合によっては2次請けや3次請けの会社に常駐させられます。慣れない環境の中、エンジニアとして仕事を続けることで、働きやすさが損なわれ、精神的に疲労するために激務と感じる場合があります。もちろん常駐している時も、何かトラブルがあれば24時間対応をしなければならなくなります。
さらにクライアントが遠方にいる場合はSEが出張するため激務化する
クライアントが遠方にいる場合は、SEはシステム開発やトラブルへの対応のために、都心部の自社から田舎のクライアントの元へ出張することになります。早朝から出発して、深夜まで仕事をしてビジネスホテルに宿泊するなど、SEであってもフットワークの軽さが求められます。
SEとして仕事をしている以上は、エンジニアとしても仕事をしなければならないので、結果的に激務になるのです。
SEが激務である理由③:違法な長時間労働を強いられる
労働基準法違反の会社に入社してしまった場合においては、SEは名ばかりで実際にはエンジニア職として雇用され、使い捨ての人材の様な扱いを受けることがあります。
スキルさえあれば、人柄は関係がないと考えているために、エンジニアとして雇用し、違法な長時間労働を強いることで、激務になります。入社する前に、その会社でSE(システムエンジニア)がどのような扱いを受けているのか予め調べておきましょう。
違法でなくても労働基準法の範囲内ギリギリまで働くSEがほとんど
労働基準法違反をしていなくても、上述からわかるように、SEは基本的に激務です。
労働基準法の範囲内ギリギリのラインを保った内容の待遇で使い捨て人材として雇用することもあり、どの様な会社であってもSEの扱いだけは他の部署とは違うということはあります。
エンジニアは数年で管理職に昇進できることが多いですが、それだけ人材不足でSEが激務だということがわかります。管理職に就きながら、エンジニアとしての仕事をこなすために、必然的に深夜まで働くことになります。
SEはエンジニア職とプロジェクトの進行を任されて尚且つ責任が重いため激務になる
SE(システムエンジニア)の仕事が激務である3つの理由を紹介しました。
SEは基本的に責任が重くなりがちで、精神的にきついことが多々有ります。また、労働時間も比較的長く、会社に拘束されることもよくあります。そうした環境に慣れていない方ですと、相当な激務に感じるでしょう。
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