プレゼンの発表を成功させる台本原稿の書き方【例文あり】

2016年12月7日プレゼンテーション

プレゼンテーション成功のカギは原稿や台本の作り方

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プレゼンテーションとは、第三者に対して資料を交えながら、商品やサービスなどの紹介をすることです。企業で新商品の企画・販売、新サービスの導入などを試みる場合には、社内や取引先、今後顧客になりうる人たちの前で、資料を元にプレゼンテーションをします。

プレゼンテーションが成功するかどうかは、いかに魅力的な資料や原稿を作成するか、それをいかに効果的に発表できるかにかかっています。

スライドより先にスピーチ原稿や台本を作成すると◎

プレゼンテーションに慣れている人であれば、スライド資料だけで十分に魅力を伝えられるかもしれません。 しかし、プレゼンテーションに慣れていない人であれば、スライド資料だけでなく、台本や原稿も作成した方がいいでしょう。

プレゼンテーション台本の作り方で重要なのは、まず全体の流れを構成してからスピーチ原稿を書くことです。それからスピーチ原稿に従って、スライド資料を作成すればいいのです。

そうしなければ、プレゼンテーションの中で説明不足になってしまう箇所が生まれる危険性があります。それを防ぐためにも、スピーチ原稿はスライド作成より先に書き上げておきましょう。

原稿や台本は自分が話すべき内容を見失わないためのもの

スライド資料はお客様に見てもらうためのものですが、原稿や台本は違います。原稿や台本は、自分がスムーズに話すために、自分だけが見るものです。

つまり、自分の話すべき内容が把握できる書き方にしましょう。作文のように一字一句をすべて原稿や台本に書き上げる必要はありません。小見出しなどを活用して漏れが出ないような書き方を心がけましょう。

プレゼンテーションを成功させる原稿や台本の書き方とは?

原稿の書き方で重要なのは、プレゼンテーションで読むために原稿を作成するのではなく、プレゼンで話す内容を飛ばさないために原稿を作成するということです。

ただ読むだけでは、聴衆を飽きさせるつまらないプレゼンテーションになってしまうでしょう。

プレゼンテーションでは話したいトピックだけを書く

原稿の書き方のコツとして、プレゼンテーション原稿にはプレゼンで話すトピックだけを書きましょう。

そのトピックに対する補足が少しあればいいです。何を話せばいいかわからなくなったとき、大体の内容を思い出せるようにするのが、プレゼンテーション原稿や台本の書き方のコツです。

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プレゼンテーションは台本次第で成約率もUPする

当日のプレゼンテーション発表に備えて、伝えるべき内容や要点をまとめた台本として手元に置いておくことが、原稿作成の目的。

もちろん原稿なしで発表できる自信があるなら、それに越したことはありません。ですが、手元に台本を置いておくことで落ち着いて挑むことができ、プレゼンテーションが説得力を増して成約率が大幅にアップする、という想像は間違いではないでしょう。

また、プレゼンテーション原稿を作ると、事前に練習するときにも役立ちます。必要な図や説明に合った資料、データの見せ方など、実際のプレゼンテーションの場面をイメージしやすくなるでしょう。

より効果的なプレゼンテーションにするためには?

ここまでで、成功するプレゼンテーション原稿の書き方は、話したいトピックを連ねておけばいいのだとわかりましたね。

では次に、プレゼンテーション発表するときのポイントを見ていきましょう。

プレゼンテーションするときは視線を聴衆に向ける

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手元に原稿があると、不安もあってついそれを見ながら読んでしまいます。でも、自分が聞く側にまわったとしたら、どうでしょう?そういう体験をしたことがある人も多いと思いますが、退屈ですよね。

当日にメリハリのある発表をするためにも、書き方のポイントをおさえた台本を用意して、しっかり練習で使いこんでおきましょう。そして本番では聴衆の目を見ながら訴えかけましょう。

プレゼンテーションの目的は成約につなげること

プレゼンの最終目的は、当然ながら成約につなげることです。ただ原稿を読み聞かせるだけであれば、それこそ小学生でもできてしまいます。

大切なのは原稿の書き方、資料の作り方を心得て台本を作成し、いかに相手に伝わるが発表できるか、そしてそれを成約につなげられるかです。

プレゼンテーションの例文を基にした作り方

では、次にプレゼンテーションの例文を用いて、作り方のポイントを押さえていきましょう。

【例文】

主張:私は△△△の~~~について、□□□だと考えます。

根拠:なぜなら○○○だからです。

再主張:それゆえ□□□すべきです。

上記のような例文が、プレゼンテーションの基本の作り方です。例文にならって、主張→根拠→再主張と、作成していきましょう。

主張と再主張の間に厚みを持たせると良いプレゼンテーションができる

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さらに文章の説得力を強くするためには、「主張」と「再主張」のあいだに厚みを持たせましょう。

【例文】

主張:私は△△△の~~~について□□□だと考えます。

根拠:なぜなら○○○だからです。

定説:一般に□□□とされています。

権威付け:××によれば□□□とされています。

具体例:たとえば~~~です。

事例:かつて□□□ということがありました。

比喩:まるで△△△のようなものです。

疑問:たしかに○○○という面はあります。

反証:しかし□□□ではないでしょうか。

再主張:それゆえ□□□すべきです。

この例文のように「主張」と「再主張」の間を膨らます作り方をすると、より一層説得力が増すでしょう。プレゼンテーションの例文を参考にしてください。

プレゼンテーション発表を成功させるためには台本や原稿の作り方をマスターしよう!

プレゼンテーション発表を成功させるための台本・原稿の作り方を紹介しました。プレゼンは場数を踏んでいる人であっても、簡単なものではありません。失敗を防ぐには、入念な準備が必要です。

原稿の書き方を心得て的確な台本を作成することで、ミスを減らして成約率を上げましょう。プレゼンテーションに慣れている方もそうでない方も、例文を参考に見直してみてはいかがでしょうか。

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2016年12月7日ビジネス

Posted by BiZPARK