面接官の心に響くプレゼン資料の作り方と通過のコツ
プレゼン面接は自己PRの機会!
それではまず、基本的なところを見ていきましょう。
プレゼン面接なんて、聞いたことない人の方がほとんどだと思います。プレゼン面接とは、面接の名前を借りているとはいえ、自己PRの機会なのです。是非しっかりと資料を用意しましょう。
面接では説得力のある出来事を自己PRするプレゼンを
プレゼン面接とは、「自己PR」や「その会社でやりたいこと」などのテーマについて、求職者が自由にプレゼンテーションする面接方式です。
最低10分はプレゼンテーションできる説得力のある内容の資料を用意し、レジュメや資料も用意しなければなりません。ノートパソコンやタブレットを持参し、パワーポイントなどを使って説明する求職者が多いです。
なお、プロジェクターの用意がないことも想定して、プリントアウトした資料も準備したほうがいいでしょう。
なぜプレゼン面接を設ける企業が増えているの?
現在は、就職活動・転職活動において、「こうすべき!」という情報が氾濫しています。
一般的な質疑応答形式は、就活セミナーやハウツー本の受け売りで、資料通りの受け答えをする求職者が増えたため、より深くその人の思考力や人となり、実力などをチェックできる面接として、この形式を取り入れる、企業が増えつつあるのです。
面接官に響くプレゼンテーションにするにはどうすればいい?
プレゼン面接が初めてという人は、どこから手をつければいいいか悩んでしまいますよね。プレゼン面接は質疑応答形式の面接に比べ準備が大変ですが、一つひとつ資料を準備してこなしていきましょう。
まずはプレゼンテーションの構成を考えよう!
これをしないと、資料を作成し始めることすらできません。
面接で、与えられたテーマに沿って、まずは何を話すか、どんな順番で話すか、具体例は何を話すか、結論はどうするか…など、大ざっぱでいいので、どんどん資料に書いていきましょう。そしてその中から、何をどんな順番で話すか取捨選択して資料を作成するのです。
よいプレゼンテーションをするためのコツ 方法編
■プレゼンテーションの軸となるシナリオを組み立てる
①自分の企業に活かせるセールスポイントを離す
②このセールスポイントが活かせる根拠を伝える
③このセールスポイントが活かされた具体例・エピソードを話す
④企業のどこでこのセールスポイントが活かせるか伝える
⑤そしてなぜこのセールスポイントが活かせるのか理由を述べる
⑥まとめ
■言いたいことを詰め込まない
・多くのことを言おうと思うと主張が分散してしまいます
・簡潔かつ短い言葉で伝えることが大切です
■ドラマティックに主張する
・プレゼンテーションの根拠を面接官に納得させるため、劇的に伝えましょう
よいプレゼンテーションをするためのコツ 気持ち編
■自信を持つ
・プレゼンテーションになれて自信をつけます
・そのためには何回も練習する必要があります
■表情を豊かにもつ
・聴衆に「言いたいこと」を伝えるには言葉に「感情」を乗せる必要があります
・ボディランゲージもうまく盛り込みましょう
■聴衆と1対1で話す
・アイコンタクトをしっかりとりましょう
・人は、自分に語りかけてくれると心にその内容が入ってきます
注意点を掴んでプレゼン面接を通過せよ
それでは、プレゼン面接の注意点を見ていきましょう。プレゼン面接ならではの注意点と盲点があるようなので、油断しないようにしてください!
プレゼン面接では、「結論→理由→もう一度結論」で話そう!
プレゼンテーションをするときは、細部から話すのではなく、最初に結論を言ってしまいます。
「私は○○だと考えます」「○○は△△だ」というような感じで全体の内容を指し示し、「なぜなら~」という形で各論に入り具体的な説明をしていきます。
そして最後の「以上の理由で、私は○○と考えています」と結論へと展開してまとめます。
そうすることで、面接官は何について、どのような意見、結論に向かってプレゼンテーションされているのかわかり、内容を理解しやすくなります。
プレゼン面接でも、普通の面接のように質疑応答があることもある!
プレゼン面接にはかなり準備がかかるため、一般的な面接の分の対策は後回しにしてしまう人が多いようです。
しかし、プレゼン面接とはいえ、面接は面接なのです。突然志望動機などを聞かれてビックリしてうまく伝えられない、なんてことがないように、一般的な質疑応答で答える内容も頭に入れておきましょう。
プレゼン面接は説得力のある出来事を資料にしてPRすれば通過!
面接でプレゼンをする場合の資料作成と通貨のポイントをお教えしました。
プレゼン面接は、マニュアル通りの質問で自分の実力を隠す求職者を採用したくない企業が、求職者の実力を図るためにおこなう面接のようですね。プレゼンテーションの基本的なルールを守りながら、面接で伝えたほうがいい自己PRを取り入れるのがベストなようです。
プレゼン面接は練習や場馴れが大切なので、ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、実際の状況に近い状況で時間を計りながら、資料を用意し、たっぷり練習してくださいね!
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