書評レポートの確実に”読まれる”書き方3つ
書評レポートは感想文ではない
書評レポートを書いて下さい、と言われて、困った人は多いのではないでしょうか。一つ気を付けたいのは、書評レポートは感想文ではないという事です。読んで字のごとく、その「書」を「評」するわけですが、実際の書評には何が書かれていて、どのような書き方をされているのかを知りましょう。
本の紹介と評価を盛り込もう
書評レポートとは、ある本の紹介と評価を書いたものです。この本にはどんな内容が書かれていて、印象に残る内容は~で、良い点はここで、反対に残念な点はここ。結果として、この本を読む事をお薦めします、またはお薦めしません、といった内容が書かれています。この書評レポートには書き方の決まりがありますので、次からその書き方を掘り下げていきましょう。
読んでもらえる書評レポートの書き方とは?
書評レポートを書く事になった際、一体どうやって書けば良いのか書き方に悩むかもしれません。書評レポートは一体どのように構成を組み立てるのか、疑問ですよね。実は、ある決まった書き方があるのです。それではその書き方を見ていきましょう。
書評レポートの書き方①:否定しつつ最後は褒めよう
あなたがこれから書く書評レポートの完成度を上げるために、ひとつ書き方の小技があります。それは、否定する点も書きつつ、全体的に褒めるという書き方です。
少し難しく感じるかもしれませんが、「~という箇所はとても素晴らしく印象に残った。しかし、惜しむべき点は~である。とはいっても、全体的な完成度は高く・・・」など、割合としては多く褒めながら時々否定すると、書評レポートがより立体的になるのです。
書評レポートの書き方②:書籍の背景にも触れる
書評レポートを書くにあたり、もう少し細かく書評レポートの書き方を分解してみましょう。まずは多くの場合、なぜその書評レポートを書こうと思ったのか、といった動機や、その本が出版物の中でどのような位置づけになっているかを述べます。
次に内容の紹介と合わせ、あなたが特に印象に残った点や長所短所を述べます。最後に結論として総合的な評価を書く、これが書き方の基本です。
書評レポートの書き方③:主観的な視点と客観的な視点の両方を交える
書評レポートでは、本の内容の紹介の部分で主観的な視点と客観的な視点を交えた書き方をします。小説であればあらすじや登場人物の紹介といった客観的な事実。そして、それに対して読み手であったあなたは「どう感じたのか」「どこが素晴らしいと思ったのか」という主観的な内容です。この二点が偏らないバランスで書かれていると、読みやすい書評レポートになります。
書評レポートは本の背景に触れ全体的に褒める書き方を!主観と客観があると◎
書評レポートの確実に読まれる書き方を紹介していきました。書き手に取って書きやすく、本の良さが伝わる書評レポートは、対象となる本を好意的に述べる書き方です。
また、本の感想文にならず、あらすじの紹介だけにもならないように、書評レポートでは本に対する主観的な意見と客観的な意見が上手く組み合わさる書き方になるように意識しましょう。まずは書き出す前に、何を書くべきなのか箇条書きでメモを取ると、スムーズに書き出せますよ。
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