敬老の日を祝う敬老会で主催者や来賓が挨拶する時のポイント

2017年1月16日敬老の日

敬老の日が近づくと各地で敬老会が開催される

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敬老の日が近づいてきました。地域で行われる敬老会では、主催する方は挨拶をすることになります。初めての方はもちろん、慣れている方でも敬老会は毎年ある敬老の日の行事ですから挨拶の言葉に悩まれます。そんな敬老の日を祝う敬老会についてと、挨拶のポイントや例文をご紹介します。

敬老会は高齢者の長寿をお祝いする社会福祉行事

敬老の会で行う挨拶のお相手の中には、100歳を超える大先輩もおられます。敬老会の趣旨は、敬老を目的にして、高齢者の方をねぎらい、催しなどで楽しんでもらうことです。敬老会とは、社会の発展に貢献された高齢者の方に敬意をもって、その長寿をお祝いする地域ぐるみの社会福祉行事なのです。敬老会は9月の第3日曜日「敬老の日」に行われることが多いですが、敬老の日以外にも9月に入ると各地で行われています。

敬老会の対象者は75歳以上の高齢者

敬老の日を祝う敬老会の対象となるのは75歳以上の方で、その年の年末までに75歳の誕生日を迎える方も含まれます。敬老会の対象の方には、各地区の社会福祉連絡協議会などを通して連絡されます。敬老会において記念品が贈られ、節目の年齢の方や高齢のご夫婦などには表彰もあります。(88歳と90歳の米寿や白寿の対象者など)そして、敬老会のあとには、敬老の日の挨拶とともに、アトラクションや催しも準備されています。

敬老会の挨拶のポイント①:冒頭は原稿を読まない

健康をねぎらい、お祝いの言葉を述べるようにします。できるだけ、この部分は原稿を読まずに、お1人お1人の顔を見るようなつもりで挨拶するといいでしょう。

例文:「敬老の日を迎え、お集まりの皆様には、お元気なご様子で、心から嬉しく思いますとともに、敬老の日を迎えられたことに、深くお祝い申し上げます。ほんとうにおめでとうございます。」

敬老会の挨拶のポイント②:ゆっくりと丁寧に読む

敬老会挨拶の始まりを終えたら、原稿を見ながらゆっくりと丁寧に読んでいきます。

例文:「皆様は、昭和という激動の時代を乗り越えられてきました。苦しい時代もあったことでしょう。そんな中でも、ご家族をはじめ、多くの方と関わりを持ってご自身の手で人生を切り開き、今ある日本に発展、また、この○○地域の繁栄に尽力されてきたものと思います。」

敬老会の挨拶のポイント③:日本への貢献に対してお礼する

このように、日本の発展に貢献されたという文は必要です。

例文:「その多大なご尽力の影には、言葉では言い表せないご苦労もあったことでしょう。感謝申し上げますとともに心よりお礼申し上げます。最近も日本各地で震災被害が起こっております。これからの日本を生きる若者たちのためにも、皆様の経験と知恵をこれまで以上にお貸しいただき、あらたな激動の時代に打ち勝っていかなければならないと思っております。」

敬老会の挨拶のポイント④:主催者の労をねぎらう

最後の締めくくりはこのように、主催者の労をねぎらうことも忘れないようにしましょう。

例文:「どうぞ最後までごゆっくりとおくつろぎ下さい。今日のこの催しが、皆様にとって明日へのエネルギーとなり、ますますのご健康とご発展に繋がっていけばと思って折ります。簡単ではございますが、私の挨拶といたします。最後になりましたが、本日何かとご準備いただきました関係者の皆さまにお礼を申し上げます。本日はおめでとうございます。」

敬老の日を祝い行われる敬老会の挨拶は高齢者に敬意を払い聞き取りやすく話すことが重要

敬老の日を祝う敬老会での挨拶はあまり長くなり過ぎないようにしましょう。また、その地域ならではの催しやゲストなどもあるでしょうから、その場合には敬老の日の挨拶の中に催しの趣旨やゲストの紹介なども盛り込むようにしましょう。お相手のお年寄りの中には、かなり高齢の方もおられます。その高齢の方に話すつもりで臨むと、いい敬老の日の挨拶になりますよ。

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2017年1月16日ビジネス

Posted by BiZPARK