社会レポートの書き方とおすすめの題材

2016年11月29日2020年3月31日社会レポート

社会レポートは5W1Hを意識した書き方で作成

それでは、早速社会レポートの書き方を見ていきましょう。導入を決めて本文を書き始めたら、調べた事について、「こういう原因があるため、こう改善しようとして、こう取り組んだら、こうなった」という5W1Hを意識した書き方をします。これは社会レポートに限らず、全ての文章で意識するようにすると、読み手にとって分かりやすい文章になりますので、普段から意識することをおすすめします。最後にまとめとして、今回取り組んだ社会レポートの感想と、全体の考察を書きます。

5W1Hを意識すれば全体にまとまりがでる

前述した、5W1Hを意識した書き方で作成すれば、全体にまとまりがでます。5W1Hを意識した書き方で最後まで書き終えたら、社会レポートの導入ときちんとつながっているかを確認しましょう。導入部で記した着地点へ降りる事が出来たでしょうか。社会レポートは題材が非常に豊富です。どのような題材を選ぶかによって全体の色合いが変わってきますが、どんな題材を選んだ時も、導入部とまとめがバラバラにならないように注意をしましょう。

社会レポートは客観性を意識した書き方で作成

レポートを書き慣れていない人が「課題だから、社会レポートを書くぞ」と取り組もうとしても、一体どのように書けばよいかパソコンに向かったまま固まってしまいそうです。そういった場合陥りがちなのが、自分の考えを盛り込もうとして、それが正しいか間違っているかに拘ってしまうことです。つまり主観的な書き方に拘ってしまっているということです。そうならないためにも、飽くまで客観性のある書き方を意識することが大切です。

個人の感想は盛り込む必要はない

着地点が決まれば、社会レポートを書く上で、何に注意して資料を集め、調べれば良いかがはっきりしますね。着地点を社会レポートの導入部として最初に「○○について、～～がどうなっているのかを調べます」と記載した上で、調べた事を書き出していきます。この時に個人の感想は不要です。レポートはあくまで事実を述べるためのものですから客観性のある書き方を意識しましょう。

社会レポートは題材選びも大切

社会レポートと言われても、何を書けばよいのか分からない、そんな声が聞こえてきそうです。さて、社会レポートにはどんな事を題材に書けばよいのでしょうか。この場合求められているのは、現代社会の問題点についてのレポートになりますが、社会学とは広く現代社会で起こっている事象、問題を指します。例えば、どうして○○という商品が人気があってたくさん売れているんだろう？というような事象に興味と持てば、それも社会レポートの題材になるのです。

おすすめの題材は環境問題や社会福祉の問題

とは言っても、「社会レポートってそんな題材で書いても良いの？」とビックリして及び腰になってしまうかもしれませんので、もう少し分かりやすい現代社会の問題のようなものを挙げるとすれば、取り組みやすいのは、環境問題や社会福祉の問題になります。例えば二酸化炭素の排出を減らすために企業が行っている努力や、貧困への市町村の取り組み、高齢化社会を迎えるための取り組みなどは、社会レポートの題材としては資料も多く書きやすいでしょう。

社会レポートは5W1Hと客観性を意識した書き方が大切でおすすめの題材は環境問題や社会福祉関連

ここまで、社会レポートの書き方とおすすめの題材を紹介してきました。社会レポートを書く際、題材を指定されていなければ、本来はとても広い範囲で選ぶ事が出来るテーマがあります。しかし広すぎて迷ってしまうようであれば、現代社会で特に問題になっていそうな題材を選ぶと良いでしょう。また社会レポートを書く前にきちんと着地点を決め、それに向かって資料を集めてリサーチし、本文を書きます。まとめ部分も着地点からずれないように注意しましょう。