反省文を紙で提出する場合の書き方のポイント【例文あり】
反省文では事実と原因を書きそれを謝罪して対策案を書こう
最初に「反省文」というタイトルや作成日、提出先や提出者を書きます。そして内容の書き方ですが、書くことは大きく分けて3つ。「反省すべき事実とそれが起きた原因」、その「謝罪」、そして今後同じミスをしないための「対策」です。その上で、上司から注意された点を今後は改めて、二度と同じ過ちや不正をしないことを明記します。
言い訳や「思います」などの曖昧な表現はNG
反省文には言い訳を書いてはいけません。原因の書き方には気を払ってください。このとき、「○○したいと思います」、「○○しないように気を付けます」という曖昧な表現はNGです。「○○します」「○○しません」と明言する形で書きましょう。
紙で反省文を提出する時は体裁にも気を付ける
紙での反省文の提出の場合は、内容の書き方だけでなく、封筒の選び方も気になるところですよね。自分のミスを反省する文なのに、提出の仕方が間違っていたら反省の気持ちは伝わりません。書き方だけでなく、体裁にも気を払いましょう。
反省文の署名は自筆で行い捺印する
紙の反省文の場合、文章はパソコンで作成してもかまいませんが、どこかのサイトからコピーしてきたようなテンプレート通りの反省文よりは、一字一字丁寧な手書きという書き方の方が反省の気持ちが伝わるでしょう。どちらの書き方で反省文を作成するにしても、署名は自筆で行いましょう。署名に添えて捺印もしておきます。
反省文の紙は白かビジネス用の便箋にして黒のボールペンで書こう
パソコンで作成したときには、通常の白の用紙に印刷しましょう。手書きで書くときには、白のコピー用紙か、ビジネス用の便箋に書きます。筆記用具は黒のボールペンを使いましょう。反省文に修正液や修正テープを使ってはいけません。書き方を間違えた時は、別の紙に書き直してください。
紙の反省文は白の封筒に入れ封はせず「反省文」と所属氏名を書く
紙の反省文は封筒に入れて提出します。このときは茶封筒ではなく白の封筒を用意してください。封筒の表面には、「反省文」と書き、裏面にあなたの所属と氏名を書きます。封をする必要はありません。封は開けたまま、上司に提出します。
反省文の例文
では、紙の反省文の例文を紹介します。書き方の参考にして下さい。
○○部
○○(役職) ○○ ○○殿(宛名)
◯◯部○○課 ○○ ○○ 印 (署名捺印)
反省文
私は、平成○○年○月、私が○○だったことが原因で、○○してしまいました。(事実と原因)
会社、関係者各位に対して多大なるご迷惑をお掛けいたしましたこと、深くお詫び申しあげます。(謝罪)
今後は、○○を徹底し二度とこのようなことのないよう、姿勢を正し信頼回復に向けて職務に邁進して参ります。(対策)
反省文を紙で提出する時は反省の気持ちが伝わる書き方で体裁を守って
以上が、反省文を紙で提出する際の反省文の書き方についてです。反省文は上司が受け取って終わることがほとんどで、会社から減給などの処分が下ることはあまりありません。なので、反省文を書くときには、上司に向けて反省の気持ちを伝えることが大切です。それだけに、書き方や体裁に気を払うようにしましょう。
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