お礼に使うお祝い用ののし袋について

2016年12月6日お祝い, のし袋

お礼用として使用するのし袋には2種類存在する

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のし袋は祝事や改まった場で用いる伝統的なものです。結婚式のご祝儀や出産祝いなどが入れられており、お祝いやお世話になった方へのお礼としても使われています。のし袋にはいくつかの種類があります。基本的にお礼用として使用するのは以下の2種類です。

一般的なお礼用なら「祝水引」を使う

祝水引は婚礼以外の祝い事やお礼に用います。右側が赤、左側が金か銀で蝶結びの水引が特徴です。蝶結びは何度も結んで解くことができるため、繰り返しを連想させ、祝い事やそのお礼として縁起の良いものとして使われています。神職や神社へ渡すのし袋としても使用可能です。

結婚関係のお礼なら「婚礼水引」を使う

婚礼や式場のお手伝いを引き受けてくれた方へのお礼として用いられます。水引は右側が赤、左側が金か銀で丸結び(結びきり)が特徴です。丸結びは結び目が固く解けないことから、結婚のように1度きりで済ませたいお祝いごとに使われています。

のし袋は作法を守って書く必要がある

お礼用ののし袋の種類をご紹介しました。のし袋は祝事やお礼・弔事の際など改まった状況に応じて使用するため、正しい作法を守って使わなければなりません。以下に正しい作法をご紹介しますので、参考にしてみて下さい。

文字は毛筆で縦書きに書く

のし袋は見た目からも分かるように縦長ですから、文字も縦書きで入れましょう。文字は丁寧に書くことも大切ですが、ボールペンやサインペンは使わないことです。多少崩れてしまっても構わないので、毛筆または筆ペンで作法を守って書いてください。

用途によって墨の濃さを変える

お祝い事やお礼なら濃い墨、弔事は薄めの墨を使うようにしましょう。祝事と弔事では水引の色も変わります。文字を書くのが苦手というのなら印刷という方法もありますが、やはり受け取った時に気付かれます。親族や親しい方へお渡しする場合は避けておいたほうが無難でしょう。

のし袋の正しい書き方を覚えておこう

お礼用といっても状況に応じて相応しい書き方があります。のし袋の種類にもよるので間違わないように注意してください。

・婚礼以外の一般的なお礼

祝水引ののし袋を使う。お祝いに対してのお礼なら表書きは「内祝」、通常のお礼としてなら「御礼」となります。氏名はどちらとも本人のフルネームです。

・出産祝いのお礼

祝水引を使う。表書きは「内祝」、氏名は赤ちゃんの名前です。

・長寿の祝いのお礼

祝水引を使う。表書きは「内祝」「寿」、氏名は本人のフルネームです。

・神職・神社へのお礼

祝水引を使いますが、宗派によっては他の物が相応しい可能性もあります。弔事の際は水引の色が白黒です。表書きは「御礼」「御玉串」など内容によって異なるのでご注意を。氏名は、施主のフルネームか姓です。

・婚礼関係のお礼

婚礼水引ののし袋を使う。表書きは「寿」「御礼」ですが、移動費は「御車代」となります。氏名は両家で依頼した方なら両家の姓、新郎新婦どちらかなら依頼した家の姓を書きましょう。

お礼に使うのし袋は作法を守ってお祝いの場面によって書き方を変えよう

一見難しそうに感じますが、お祝いのお礼に使うのし袋の種類と毛筆・書き方を間違わなければ問題はありません。婚礼のお礼なら婚礼水引、他のお礼は祝水引です。法則さえ掴めば簡単です。今後、身に着けておいて損はないので覚えておきましょう。正しい作法を守るのは大人として当然の義務でもあります。

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2016年12月6日ビジネス

Posted by BiZPARK