寸志を渡す時ののし袋・封筒の選び方と表書きの書き方
懇親会に招かれた主賓は感謝の気持ちで寸志を渡そう
懇親会に招かれた際には、せめてもの感謝の気持ちを込めて寸志を渡します。送別や歓迎の意味を込めて親睦会が行われているのであれば、主賓は寸志を幹事に渡しましょう。
寸志を渡す事によって参加者の負担が軽くなるので感謝されます。また、主賓は参加費を支払いませんが、寸志を渡すことによって参加費を支払った計算になります。
少人数の場合は渡さない方が良い
寸志は必ずしも渡さなければならないとは限りません。また、雰囲気的に渡さない方がいいケースもあります。まず、10人程度の少人数の親睦会であるなら、寸志を渡すのは避けましょう。
少人数に招かれるのと、大人数に招かれるのでは参加者の自分に対する祝う気持ちに差が生じます。少人数の場合は、寸志を渡してわざわざ発表されるのも心苦しい場合があります。
寸志を入れる封筒「のし袋」の選び方とは?
上記のような理由から、少人数ではない場合、懇親会・親睦会では基本的に寸志を渡すようにすると良いでしょう。また、寸志の渡し方としては、裸ではなくのし袋に入れると良いです。
しかし、そこで寸志を入れるのし袋の選び方に頭を悩ます方もいるはずです。これから寸志を入れるのし袋の選び方を紹介していきます。
ご祝儀や内祝い用の蝶々結びの封筒をのし袋に使う
懇親会・親睦会で寸志を入れるのし袋は、結婚式のご祝儀や内祝いに使用する、蝶々結びの封筒を使用します。
基本的に、正式な場でのご祝儀ではないので、そこまで気にかける必要はありません。しかし、のし袋に入れて渡すことで、より社会人として良識を持っている人物という認識をしてもらえます。
のし袋の表書きの書き方とは?
寸志を入れる封筒であるのし袋には表書きといって、表に文字を書く必要があります。この表書きはどう書けば良いのでしょう。続いてご紹介します。
協賛金は目的を選ぶので表書きには寸志か祝儀と書こう
のし袋には表書きを書きます。寸志という言葉は、心ばかりのせめてもの感謝の気持ちという意味が込められており、へりくだって渡す時に使用します。そして、寸志を受け取った相手はご厚志として参加者に紹介します。
そのために、のし袋の表書きには寸志か祝儀と記載しましょう。協賛金と記載する場合もありますが、協賛という言葉は懇親会・親睦会の目的によっては相応しくありません。
のし袋に入れる寸志の適切な金額は?
寸志を準備する時に皆さんが頭を悩ましがちなのが、どれぐらいの金額が相場なのかということでしょう。のし袋に入れる寸志の適切な金額を紹介していきます。
寸志の金額の相場は5,000円~10,000円
寸志は気持ちを込めて渡すお金なので、具体的にどのぐらいの値段がいいのかは一概には言えません。相場としては5,000円~10,000円程度です。
渡しすぎてしまうと、相手方がかえって気を遣ってしまいます。その場合は5,000円程度に留めておきましょう。
参加者の人数に合わせて増額するとさらに良い
非常に多くの参加者が見込まれるのであれば、5,000円程度の寸志ではそれぞれの負担額に影響は出ません。参加者が多ければ多いほどに、より多く渡す方がいいでしょう。
しかし、寸志を受け取った側としては、お金ではなく気持ちを受け取ったと解釈するのが正しいので、無理をせずに人数が多くても5,000円程度で済ませても問題ありません。
協賛金を入れるのし袋は蝶々結びの封筒を選んで表書きは寸志か祝儀と記載!
懇親会・親睦会で寸志を渡す際には、必ずのし袋に入れて形式を守って渡しましょう。
懇親会で、寸志を渡す人物ともなれば、部長や課長クラスになります。部下の見本となるためにも、形式を守って正しく寸志を渡しましょう。
また、寸志は必ずしも渡せばいいとは限らず、参加者の厚意を受け取ってあえて渡さない場合もあります。
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