教育実習で教員として挨拶する際のコツと例文
教育実習に向けて、緊張している方も多いでしょう。実習先で生徒や教職員の方々に受け入れてもらうためには、やはり挨拶が大切です。教職員の方々に向けて、生徒や児童に向けて、それぞれどのような挨拶をすればいいのでしょうか。
そこで今回は、①教職員の方々へ挨拶する場合、②生徒や児童に向けて挨拶する場合、2つのケース別で、挨拶のコツやポイントをご紹介しましょう。
教職員の方々に挨拶する場合
教育実習先で緊張していても、明るく堂々と大きな声で挨拶することを心がけてください。そして言葉遣いは丁寧に、謙譲語や尊敬語をしっかり使い分けて挨拶しましょう。
その際には、できるだけ落ち着いた雰囲気を出したほうがより印象が良いでしょう。また、笑顔を見せると、教育実習先の先生方も生徒たちからも信頼を得られるかもしれません。
挨拶のコツ②
続いては、挨拶の内容についてです。もちろん先生相手でも、生徒相手でも分かりやすい話をすることが大切です。決して長々と話さないように、短く話しつつも要点を押さえて話をしましょう。
教育実習での最初の仕事は、自己紹介と言っても過言ではありません。しっかり教師としての自覚を持ちましょう。もし失敗しても、にやにや笑ったりごまかしたりするのはNGですよ。
先生方への挨拶は一番最初に出身大学・学部・名前を話す
教育実習先に行くと、まずは先生方への挨拶から始まります。朝の職員朝礼で、教頭先生が教育実習生一人一人を紹介するでしょう。その後すぐに教育実習生は全員、挨拶を行います。
教育実習の挨拶において、最初に言うことは、あなたの出身大学、学部と名前です。ではコツをおさえた挨拶例を紹介するので、参考にしてみましょう。
教育実習先で先生方へ行う挨拶例
「○○大学教育学部から参りました、○○○○です。担当させていただくのは国語科です。短い期間ですが、一生懸命がんばりますので、どうぞよろしくお願いいたします。」
上記で紹介したように、出身大学と学部、そして次に自分の名前を自己紹介してください。つぎに教員としての担当教科を言い、最後に抱負を伝えましょう。もしあなたが教員として部活動の指導担当になっているなら、その部活動の名前も言うといいですね。コツをおさえてシンプルな挨拶を心がけましょう。
生徒・児童たちへの挨拶する場合
教育実習の挨拶は、生徒が待つ教室でも行うはずです。ここが一番緊張するときかもしれませんね。生徒に対しては先程の先輩教員のときとは違い、少し自分の個性を出してもいいでしょう。
一教員として明るく楽しく優しい雰囲気を持って、教室に入っていきます。難しいと思う人は、心の中で理想の教員像を想像しながら教室に入ってください。では生徒たちに行う挨拶例を見ていきましょう。
教育実習先で生徒たちへ行う挨拶例
「私は○○大学から来ました○○○○です。本日よりどうぞよろしくお願いします。今日、みなさんに会えてとても嬉しいです。みなさんといっしょに楽しい2週間を過ごしていきたいと思っています。担当教科は○○です。部活動にも参加したいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。」
これはあくまでも一例ですが、挨拶をするときは生徒たち一人一人の顔を見ながら笑顔で話しましょう。小学生ならゆっくりと話すなど、生徒たちの年齢に合わせて、話し方や内容を変えて挨拶をしてみてださいね。
まとめ
教育実習で教員として挨拶する際のコツと例文を紹介しました。先生方への挨拶より、生徒たちへ行う挨拶のほうが少しフランクかもしれませんね。もちろん、教育実習先の雰囲気を見極めた挨拶にしてください。
コツとしては明るく大きな声で、内容をシンプルにする事です。教育実習に行く際は、今回紹介した挨拶のコツと例文をぜひ参考にしてみてください。
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