教育実習後のお礼状を出す際の正しい宛名の書き方

2016年11月29日2022年5月16日宛名, 教育実習

教育実習後に書くお礼状は複数の先生に出す場合も

大切な経験をたくさん積ませてもらった教育実習、さてお礼状を書こうと思った時に、担当の教官と、校長先生と、生徒にも書きたいな、と宛名が複数になる人もいるかもしれませんね。お礼状を書く事自体が初めての体験になる人もいるでしょうから、教育実習を良いチャンスと、正しいお礼状の書き方、宛名の書き方を知っておきましょう。

複数へのお礼状はも別々に書いて送付

教育実習では非常に多くの人々と触れ合いますし、感謝を伝えたい相手も多いでしょう。そのお礼状は例え面倒であってもそれぞれに分けて書いて、別々の封筒、別々の宛名で送りましょう。同じ教育実習先の学校にいるのだから、とまとめて封筒に入れて、宛名を連名にするのはNGです。お礼状は感謝の気持ちを伝えるものですから、ひとつひとつ丁寧に扱いましょう。

お礼状の宛名は「校長先生宛て」「担当教官宛て」など相手により変える

教育実習先の先生へ送るお礼状、多くは「校長先生宛て」「担当教官宛て」そして教科担当がいるのであれば「教科担当の教官宛て」そして場合によっては「生徒宛て」と複数になるかもしれません。実はそれぞれ、少しずつ宛名の書き方が変わります。教育実習でお世話になった先生や生徒へ送るお礼状の宛名の書き方は以下のようになります。

お礼状の宛名には敬称と肩書を忘れずに

教育実習先の校長先生へ送るお礼状の宛名は、封筒の中央に住所よりも大きな文字で校長先生のフルネームを記載し、名前の最後に「殿」と書きます。そして名前の右上に「校長」と肩書を記します。担当の教官、教科担当の教官宛ては、名前をフルネームで記し、名前の下に「先生」と記します。教育実習先の学校へのお礼状、送る相手の立場によっては宛名の書き方が変わりますので注意して下さい。なお、生徒にあてた手紙は担当教官への手紙に同封し、生徒宛ての手紙を同封したこと、お手数をおかけするが、○年○組の皆へ渡して欲しい事を書き添えると良いでしょう。

お礼状の宛名は封筒入りの手紙に縦書きがマナー

教育実習先の先生方へ送るお礼状、先生方は先生という職業上、マナーのプロですから恥ずかしく無いようにすみずみまで失礼がないかチェックをしておきたいですね。ところでお礼状は通常縦書きで書きます。封筒も縦書きのものを使用するのが普通です。縦書き封筒での宛名を書き慣れていない人もいるかもしれません。教育実習のお礼状を書く前に、縦書きでの宛名の書き方をチェックしましょう。

縦書きでの宛名住所の番地は漢数字に

縦書きで宛名を書く場合、封筒の右に教育実習先の学校の住所と、学校名を書きます。この時住所の番地は漢数字で書くのが正式です。そして中央に先生の名前をフルネームで記します。文字の大きさは住所よりも大きく書きましょう。裏面に、やはり縦書きで自分の住所と氏名、大学名を記します。そして「教育実習生」と一筆添えると、受け取った方がすぐにどういった人物が手紙を送ってきたのかが分かります。くれぐれも宛名は丁寧に間違えないように書いて下さいね。

まとめ

教育実習が終ったらすぐにでも書いて投函したいお礼状ですが、宛名の書き方までしっかり気を配りましょう。教育実習でお世話になった気持ちをせっかく本文に上手に書いたのに、宛名で失敗をしては台無しです。お礼状の宛名にはある程度決まった形式があります。肩書や敬称を忘れず、縦書きの時の住所の番地は漢数字です。また住所や名前を間違えた場合は新しい封筒に書き直しましょうね。最後にお礼状はすぐに書いて投函する事がマナーです。送るのが遅れないようにしましょう。

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