教員はストレスがたまる?退職する理由と過酷な仕事の実態

2016年11月29日ストレス, 教員

辞める教師・教員が後を絶たない…

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近年の教育の現場は非常に厳しいと言われています。昔は皆が尊敬していた教師や教員の存在。ですが、最近の教師・教員は、並々ならぬ苦労を抱えながら仕事に励んでいます。

過度のストレスから、常に退職の二文字が頭をよぎってストレスに耐えている教師や教員もいるでしょう。教師の健康問題やストレスも何かと話題になります。教師や教員であるにも関わらず、生徒とどう向き合ったら良いか解らないという事例も多くあります。現在の教師・教員は、どういう意識で働いていくべきなのでしょうか?

教員が働く学校は一番のブラック企業?

日本の教師はとにかく忙しすぎると言われています。生徒たちが帰ってから教師の仕事が始まると言われているくらいです。残業なんて当たり前、土日出勤も日常茶飯事といった教師は少なくない職業で色々なストレスがあります。

仕事を自宅に持ち帰る事なんて当たり前です。それでも残業手当なんて出ません。

学校が一番のブラック企業だと言われるのも納得でしょう。そういったストレスや業務にも耐えているのです。

過度のストレスを抱えながら働く教師・教員

教師の仕事で辛いのは忙しさだけではありません。体罰やいじめにおける教師へのバッシング、モンスターペアレントへの対応、職場でのいじめなど、学校外からかかるストレスが非常に多いです。そのストレスが原因になるケースは後を絶たないようです。

過度なストレスにより教師の中にはうつ予備軍が多くいます。辞める教師が後を絶たないのも頷けます。

土日も休めない?教師・教員の休日事情とは

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教師、教員は忙しいとは言え、仕事量が多く、忙しい職種というのは他にもあります。それでも土日などの休日にのんびりしたり、趣味を楽しんだりしてリフレッシュしているものです。

けれど、教師には土日もないのです。これはどういうことなのでしょう。

教員は土日も部活動の顧問で休めない

まず教師の土日の仕事として挙げられるのが、部活動の顧問です。公立の中学・高校の教師ならたいてい1つは部活動を受け持っています。

部活動は土日がメインになるでしょう。練習や試合など付き添わなければなりません。その部活が好きなら良いですが、興味がない教師にとっては苦痛な時間となってきます。

休日でも「教師」の顔でなければならない

学校の近くに住んでいると、休日に買い物に出る際にも生徒や生徒の父兄に遭遇する可能性があります。そのため、だらしない格好や態度はできません。休日でも常に「教師」でなくてはならないというのはかなりのストレスでしょう。

教師の中にはあえて遠くから通っている人もいるとか…。

教員を辞める理由はいろいろな要素が絡み合っている

教師・教員はやりがいのある仕事だと言われていますが、退職せずに長く勤めるのは当然ながら大変です。自己管理をしっかりとして、ストレスと上手に向き合って、自分に無理のないように続けていかないと、弱い人はすぐに辞める道を選んでしまいます。

教職免許をとって教師になったのに、一度退職をしてしまったら、そう簡単には教員には戻れません。塾の教師と学校の教師は違います。そんな厳しい世界なのです。退職せずに教員としての仕事を続けるには、何が必要なのでしょうか?また、実際に教師を退職してしまう人は、どんな理由で退職に踏み切っているのでしょうか?

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教師の病気による退職理由はほぼ精神疾患

少し古いデータにはなってしまいますが、文部科学省の調査では、2010年度に公立学校教員として新規採用された教師のうち、300人近くが依頼退職している事がわかっています。

その中でも3分の1に当たる101人が病気を理由に辞めているといいます。

さらに、その病気で最も多いのが91人で精神疾患だったのです。

教師の退職率は年々増加傾向にあるため、現在はもっと多いことが予想されます。

教師・教員という仕事の理想と現実のギャップにやる気をなくす

病気とはいかないまでも、教師という仕事に少なからず夢を抱いていた人たちは、実際に教師になってその理想と現実とのギャップに一瞬で夢が覚め、やる気をなくしてしまうそうです。

もはや教師を続ける意味がないという理由から辞めるといったケースも少なくありません。

教員が退職する理由はストレスが溜まって心と体の疲れが混ざり合っているから

教員を取り巻く現状と退職理由について紹介してきましたが、想像以上のブラックっぷりですね。特に中学・高校で部活動の顧問になってしまうと、平日の放課後や土日も潰れます。

仮に部活がなくても、地域行事に参加しなければならないケースもあり、やはり休日は潰れます。体調を崩し、ストレスで心を病んで辞める教師が多いのもうなずけます。でも、頑張って長年続けている教師がいるのも事実。やりがいはある職業だと思うので、これから教員を目指す人は、自分の中で上手にバランスを取りながら頑張ってくださいね。

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2016年11月29日転職

Posted by BiZPARK