25歳における年収400万と平均年収との比較

2016年11月29日2020年3月31日年収

25歳から29歳の平均年収は男性371万女性295万

給料の基準と言った場合に参考になるのは平均年収です。平均年収の統計は国税庁のサイトに民間給与実態統計調査として掲載されています。この調査書には19歳から5歳区切りで平均年収が書かれており、男女別に額が記載されています。

平成25年度のデータを見てみると、25歳から29歳の平均年収は男性371万、女性295万となっています。

25歳で年収400万というのは平均以上

つまり、25歳で年収400万の人というのは平均以上となります。これは即ち普通の25歳よりも良い待遇を受けているということです。そう考えると、年収400万を保障してくれている今の会社は良い会社のように思えます。こういった平均年収から転職の必要性を考えることは一つの方法です。25歳時点で年収400万ならその会社に留まるメリットになるでしょう。

先輩や上司に年収や昇給の状況について聞いておこう

ですが25歳で年収400万だからといって、それから昇給するとは限りません。もし50歳になっても25歳と同じ年収400万だった場合、転職していたほうが良かったということになってしまいます。そのため、先輩や上司に年収や昇給の状況について聞くと良いでしょう。これはプライベートな話というより仕事環境の話なので遠慮する必要はありません。

自分の年齢の平均年収と比べて会社を評価しよう

その年齢における平均年収と、現実に払われる見込みのある年収とを比較すれば会社を評価することができます。平均年収と言うのは一つの尺度なので比較の基準となるのです。ですので、最初に述べた平均年収やその他の年齢の平均年収と自分の年収を比べておきましょう。

仕事をするには年収よりもやりがいが大事

今まではお金の事を扱ってきましたが、人生とはそれだけではありません。仕事にはやりがいというものがあります。現状の仕事にやりがいを感じられない場合には転職をするのも良いでしょう。25歳で年収400万の場合、やりがいのある仕事は年収300万の見込みだとします。このとき、25歳の平均給与より安い300万の仕事に移る事に抵抗があるかもしれません。年収400万を捨てることになってしまいます。しかし、状況にもよりますが、もしローンや借金が無いのであれば年収400万より300万の仕事を選ぶのが良いかもしれません。

今後のキャリアプランについてしっかり考えておく必要がある

平均給与とはあくまでも一つのデータです。それより少ないからといって仕事のモチベーションを下げないことが大事です。また、300万で生活ができないかというとそういう訳でも無いでしょう。ただ、もちろんやりがいだけでなくお金もあるにこしたことはないでしょうから、今後のキャリアプランについてしっかり考えておく必要があるでしょう。

25歳で年収400万は平均年収と比べて高いことを踏まえてキャリアプランを考えよう

仕事をお金だけで評価する場合に平均年収と言うのは一つの評価基準となります。ですが仕事は何も給料だけのためにするものではありません。やりがい、という評価基準はまた、平均年収による評価基準とは別の評価軸なのです。25歳で年収400万というのは良い待遇ですが、他にやりたい仕事があるかもしれません。やりがい、という点から転職候補を探してみるのも良いでしょう。

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