謝罪で「ごめんなさい」はNG!正しいビジネスマナー

2018年1月30日謝罪

謝るなら「ごめんなさい」ではなく「申し訳ございません」

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客先や上司に対して失礼やミスをしてしまった際、あなたは何といって謝っていますか?「ごめんなさい」「本当にすみませんでした」などと言ってはいませんか?しかしこれは、ビジネスマナーを守った正しい謝罪とは言えません。

正しくは、「申し訳ございません」もしくは「失礼いたしました」です。「すみません」や「ごめんなさい」では反省度が低く、誠意が感じられない謝罪なのです。「申し訳ございません」や「失礼しました」の前に「大変」や「誠に」を付けるとより重みが増します。

謝罪は第一に誠意を見せるのが大切!

ただ「ごめんなさい」と謝るのではなく「申し訳ございません」と謝るだけで、反省の気持ちが伝わるわけではありません。

心から謝罪の気持ちがなければ、声のトーンや表情でわかるものです。心からごめんなさいと思って謝ると、多少言葉が伴わなくても相手に伝わるはずです。誠意ある謝罪をしましょう。

謝罪の仕方で、ビジネスパーソンとしての評価が決まる

ビジネスシーンで挨拶の次に重要視されるのが、御礼と謝罪です。この2つがきちんと行えるかどうかで、ビジネスパーソンとしての評価が決まるといっても過言ではありません。人間ですからミスする場合はあります。

しかし大事なのは、ミスした後です。社内はもちろん社外でも親密な信頼関係を気付いていくため、ビジネスにおけるマナーを守った謝罪を心掛けましょう。

謝るときの頭の下げ方にもマナーがある?

謝るときは必ず頭を下げますよね。実は頭の下げ方にもビジネスマナーがあります。

まず覚えておきたい基本は、言葉を告げてから頭を下げるようにします。言葉を発しながら下げると聞き取りにくく相手に伝わらなくなってしまいます。

お辞儀のマナーは角度が45度、そして5秒静止

謝る際のお辞儀の角度は、最敬礼と呼ばれる45度にしましょう。そこで5秒程度、静止してから顔を上げるようにしてください。

そのとき目線はしっかり相手を見ます。威圧してしまうほど強く見てはいけませんが、目を見るのは気持ちを伝えられる大切なポイントです。

謝るときは身だしなみも整えておくのもマナー

例え、ごめんなさいという謝罪の言葉をしっかり伝えたとしても、身だしなみがだらしなくては説得力に欠けます。謝罪をするときは見た目も重要なポイントです。

上司に謝るのであれば、上着のボタンもきちんと留めて、髪の毛も整えて行くようにしましょう。客先を訪れる場合は、それに加えてスーツもダークスーツを選び、明るい色や柄は避けます。

場面に合わせて謝罪のフレーズを変える

「ごめんなさい」を「申し訳ございません」に変えるのが、謝るマナーですが、その後にどのようなフレーズを加えて謝ると良いでしょうか。最後に、よく起こりがちなシーンに合わせていくつがご紹介します。

ビジネスの場で役立つ謝罪フレーズの例

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■小さな不手際を謝罪する:「今後はこのような不手際がないよう注意します」

→ミスしたことへの反省と、ミスを繰り返さないという意思を宣言して、謝罪の気持ちを示す際に使います。

■自分の落ち度・努力不足を認める:「考えが及びませんでした」「力が及びませんでした」

→自分の力不足や想定外の障壁により、失敗やトラブルに至ったときに使うフレーズです。

ミスの大小にかかわらず態度は変えない

ビジネスにおいて、ごめんなさいという気持ちを伝える謝罪では、ミスの大きさによって態度を変えないようにしましょう。ミスはミスなのです。自分のミスに対して謝罪するのに程度の違いなどありません。

また、「とりあえずこの場がおさまれば」と嘘をついたり、適当な謝罪もNGです。謝罪によっては相手が逆上して、大事に発展しかねません。

「ごめんなさい」ではなく「申し訳ありません」が正しい謝罪のビジネスマナー

ビジネスで「ごめんなさい」を伝える際の正しい謝罪のマナーについてご紹介してきました。会社に勤めている以上、ビジネスでのあなたの失敗は、あなただけのものではありません。チームもしくは会社全体の失敗にまで発展するのです。

その点を意識して、謝る際も会社を代表する立場として恥ずかしくない謝罪を行う必要があると肝に銘じておきましょう。正しいマナーは「ごめんなさい」ではなく「申し訳ありません」という言葉を使い、身だしなみを整えて直接謝るのが基本です。

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2018年1月30日ビジネス

Posted by BiZPARK