年賀状の基本的な構成要素5つと挨拶文の文例
挨拶文の構成を組み立てて気持ちの伝わる年賀状を送ろう
年賀状は新年初めてとるコミュニケーションのひとつです。良い印象を与えるためにもスマートな挨拶文を送りたいものです。まとまりのない挨拶文の文章では年末の慌ただしさを相手ににおわせてしまいます。挨拶文の構成を組み立ててから書くことで、すっきりとしながらも気持ちの伝わる年賀状を送りましょう。年賀状の文例を参考にしてみるのも良いでしょう。
年賀状の基本的な挨拶文の文面構成を覚えておこう
年賀状の基本的な挨拶文の文面構成には5つの要素があります。
1.賀詞
2.お世話になったことへのお礼や挨拶
3.相手の健康や繁栄を願う言葉
4.今後の指導やこれからのお付き合いをお願いする言葉
5.年号、日付
基本形は上の5つですが、出す相手によって添える言葉を選んで構成します。あとで文例をご紹介しますので、参考にしてみて下さい。
普段から親しい友人へは目上の方向けの年賀状よりも少しくだけた表現を使おう
普段から親しい間柄であれば、目上の方向けの年賀状よりも少しくだけた表現でも良いでしょう。親しい相手に固い言葉を使ってしまうと距離が遠いような印象を与えてしまうので、特に顔を合わせない期間に見る年賀状では避けましょう。次に親しい相手に贈る挨拶文の例文例をご紹介します。
親しい友人には文例を参考にして柔らかい表現を使おう
目上の方へは不向きとされている賀詞なども、友人などであれば失礼にあたりません。親しい相手に贈る挨拶文の例文例をご紹介します
1,の賀詞の文例
「賀正」
「迎春」
「あけましておめでとう」
「Happy New Year」
「昨年はいろいろとありがとう」
などの表現でOKです。
5.の締めくくりの言葉の文例
「今年もよろしくお願いします」
「よい年でありますように」
などの柔らかい表現で良いでしょう。そのほか近況を報告したり、新年の計画(再会など)を提案しても良いでしょう。これらの文例を参考に年賀状の挨拶文を書いてみて下さい。
上司など目上の方が対象の年賀状の注意点を覚えておこう
親しい間柄の友人への年賀状と違い、気を付けるポイントがいくつかあります。一度把握しておけば毎年応用できるテクニックですので、頭に入れておいてくださいね。文例をご紹介します。
失礼にならないよう上司への挨拶文の文例を覚えておこう
賀詞については1、2文字のものは簡略型とされ、目上の方向けの年賀状には相応しくありません。以下の文例参考にして下さい。
「謹賀新年」
「恭賀新年」
「あけましておめでとうございます」
「昨年は、大変お世話になりました」
「旧年中は、何かとお世話になりました」
といった文例の表現がベターです。
締めくくりは
「皆様のご健康とご多幸をお祈りいたしております」
「この一年のご健康と、ますますのご活躍をお祈り申し上げます」
と文例の表現が良いでしょう。そのほか、不幸があった相手や震災にあわれた方など「祝う」という表現が相応しくない場合もあります。その際は「謹んで新年の挨拶を申し上げます」といった文例の表現であれば問題ありません。年賀状の時期をはずして、寒中見舞いとして送るのも良いでしょう。
5つの構成の要素と挨拶文の文例を相手によって使い分けて年賀状を送ろう
普段はなかなか連絡が取れなかったり、感謝の気持ちを伝える機会が少ない相手にもしっかりと挨拶ができる良い機会でもあります。例文を参考にそれぞれの相手相応しい挨拶文を選んで心を込めて書くことができれば、きっとあなたの気持ちは相手へ伝わるはずです。スマートな年賀状を送って、すがすがしい新年を迎えられてはいかがでしょうか。
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