年末年始の挨拶を取引先にする最適なタイミング
年末年始のご挨拶
お歳暮と挨拶回り(12月初旬~25日迄)
お世話になった取引先への年末年始のご挨拶は、一年の節目として非常に重要なもの。できることなら一社一社丁寧に顔を出して回りたいものです。お歳暮を持参してあいさつ回りをするのが一番丁寧な対応として挙げられるでしょう。
挨拶周りに行く際、気を付けなければならないのが、『アポイントを必ず取る』ということ。お互い忙しい時期なのですから、事前に連絡をとっていないと、相手に迷惑がかかってしまいます。また、お歳暮を贈る時期・取引先の営業日の関係上、なるべく12月中旬までに済ませるのがベストです。
年賀状(1月1日~1月5日)
年賀状を送る際にも気を付けなければならないポイントがあります。送る相手が”入院中”や”被災年”だった場合、「おめでとうございます」や「謹賀新年」といった、おめでたい言葉を使うのは好ましくありません。
『謹んで年始のご挨拶を申し上げます』などに言い換えるといいでしょう。また、喪中と知っていて年賀状を送るのもNGです。喪中の場合は、時期をずらした『寒中見舞い』として、ご挨拶するようにしましょう。
寒中見舞い(1月5日頃~2月4日頃)
『寒い中、お身体に気を付けてくださいね』という意味を持つ寒中見舞いですが、相手の健康を気遣う用途のほかに、喪中の場合の年賀状の代理として実は結構な万能ツールなのです。また、年賀状を送り損ねた方へのお詫びとして送ることができます。ご挨拶の最終手段、ということになりますね。はがきの場合・品物の場合を使い分けましょう。
年始の挨拶に行くタイミングはいつ頃がベスト?
取引先と最良な関係を気づいていくため、年始の挨拶も重要な行事のひとつです。しかし、3が日を含め、いつ挨拶に行ったらいいのか判断の難しいところですよね。
まずは、年末のご挨拶の時点で「営業開始日がいつなのか」を聞き出しておくことです。正月三が日を避け、1月4日から7日までの間に済ませるのが良いと、一般的には言われています。
年末年始の挨拶にお土産を持参する場合
年始のご挨拶に、手土産を持っていく方も多いでしょう。一般的なものを挙げるなら、「お菓子」「カレンダー」「タオル」などですね。
食べ物を選ぶ場合、取引先の会社(もしくは部署)全員に行きわたるように、賞味期限の長いものや個別包装のものがお勧めです。当然のことではありますが、食品系の企業の場合、ライバル社のものは贈らないように注意しましょう。
まとめ
年末年始のご挨拶は、「一年の締めくくりとして」「引き続きご愛顧いただくため」、取引先との関係を保つために、とても重要な行事です。
うっかり挨拶するのを忘れてしまった…なんてことにならないように、まずは、挨拶をしなければならない取引先をしっかりリスト化することから始めましょう。また『お歳暮を送っていれば挨拶に行く必要はない』ということも覚えておくといいでしょう。
あくまで”行かなくても良い”というだけなので、できることなら直接赴くことがベストです。年始のご挨拶は、年末よりも時期がタイトなので、予定をしっかりと組むことが大事なポイントです。どうしても挨拶に行けない場合は、寒中見舞いをうまく利用するといいでしょう。
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