年賀状で引っ越しの挨拶を済ませる場合の注意点【例文あり】
年賀状で引っ越しの挨拶はしても良い?
引っ越しや年末年始のドタバタで、転居の挨拶状を送ってない!そんな状況の中、年賀状を送る時期になってしまい……。
そういった場合、年賀状を使って転居の報告も一緒にしてしまっていいのでしょうか?年末年始の時期に、年賀状とは別に、転居の挨拶状まで重複して送るのはなんだか変な気もしますよね。
「年賀状+引越し挨拶」はマナー違反ではない
年賀状に引っ越しの挨拶を書き加えて送るのは、特に問題はありません。上記のとおり、2重で書状を出してしまうと相手にとっても迷惑になってしまいますからね。
その際に気を付けておくべきは、”住所変更”でしょう。引っ越しの際に郵便局に届け出をしておくことで、一年間は郵便物を新住所宛に転送してくれます。また、電話も手続きをすれば「番号が変わりました。新しい番号は○○です。」とアナウンスされます。
10月以前の転居なら年賀状での引越し挨拶は手抜きの印象を与えかねない
ただし、年賀状とは別に転居の挨拶状を送るのが、本来のマナーの基本です。12月内に引っ越したのであれば、時期的に年賀状と併せるべきかも知れません。
しかし、10月以前に転居を済ませている場合、年賀状と一緒にしてしまうと「手抜き」と思われ、お付き合いがおざなりにされているような印象を相手に与えかねません。
年賀状で引っ越しの挨拶をする場合の注意点とは?
引越しの挨拶を年賀状内でするには、ほんの少しの注意が必要となります。新しい住所を記載したからと、報告を済ませた気になってしまってはいけません。それでは次項から年賀状で引っ越しの挨拶を済ませる場合の2つの注意点を紹介します!
注意点①:読む人が気づくように新住所を目立たせる
2つの用件を同時に伝えるわけですから、住所変更にともなう”新住所の記載”に気付いてもらえない場合があります。そのため、賀詞ほどではありませんが、新住所もいくらか目立たせるようにしましょう。
注意点②:転居の挨拶がメインにならないように!
また、年賀状と引越し挨拶を一緒に記載してもいいとはいえ、年賀状は年賀状です。新住所の記載を目立たせるといっても、転居の挨拶がメインになってしまわないよう気をつけるようにしましょう。
【番外編】引っ越しの挨拶を年賀状でする際の例文集
それでは引越しの挨拶を年賀状で行う場合の例文をいくつか見てみましょう。大したことではないとはいえ、社会人としてはそんな些細なマナーですらもしっかり守れるようにしたいですよね。例文の他、住所の記入例も一緒にご覧ください。
年賀状における引越しの挨拶の例文①
Happy New Year
昨年転居し 心新たに新年を迎えました
お近くにお越しの際にはぜひお立ち寄りください
この新しい年が皆様にとってさらによい年でありますよう 心よりお祈り申し上げます
平成二十七年 元旦
年賀状における引越しの挨拶の例文②
謹んで新年のご祝詞を申し上げます
今年は新居で新しい年を迎えることになりました
お近くへお越しの節は是非お立ち寄り下さい
平成二十七年 元旦
年賀状における引越しの挨拶の例文③
明けましておめでとうございます
昨年 左記の住所に転居いたしました
ぜひ遊びにいらしてください
今年もよろしくお願いいたします
2015年 元旦
年賀状での新住所記入例
平成 年 月 日
○○ ○○
新住所
〒000-0000 神奈川県相模原市ΟΟ町00番1号
電話番号 000-000-0000
年賀状で引っ越しの挨拶をするのは問題ないが新住所が目立つように書こう!
年賀状と一緒に引越しの挨拶をしても、特に問題はありません。むしろ、住所変更に伴う郵便局での手続きや記載の仕方に注意するようにしましょう。
郵便局での手続きをしておかないと、せっかく送ってもらった年賀状が旧住所に送られ「郵便返し」されてしまいます。
また、メインとなるのはあくまでも”新年のご挨拶”となるので、引越しの挨拶との割合を上手に調整するようにしてくださいね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません