「いつでも大丈夫です」の正しい敬語表現【ビジネスマナー】
「いつでも大丈夫です」は敬語ではない
電話口で良く利用される言葉として「いつでも大丈夫です」があります。これは敬語のように思われていますが、敬語ではないので別の言葉に変換しなければなりません。そのまま利用してしまうと、敬語を利用していないので失礼だと思われますし、常識が足りていないと判断されかねません。
「いつでも大丈夫です」は学生時代から直しておく
「いつでも大丈夫です」という言葉は、大学生のころから直すように言われることがあるくらい、失礼だと思われています。親しい人に使う言葉であれば、「いつでも大丈夫」と言っても全く問題はありません。もし「いつでも大丈夫です」を利用するなら敬語に置き換えましょう。「いつでも大丈夫」という言葉は仕事では口にしないように気を付けて下さい。
「いつでも大丈夫」の「いつでも」が敬語ではない
いつでも大丈夫」を敬語に置き換える場合、まずは「いつでも」という部分が敬語になっていません。「いつでも」というのは「どの日程でも」という言葉に置き換えた方が、敬語に繋がりやすくなります。その上で「大丈夫」という言葉を変えるのですが、「大丈夫」も直接使ってはいけませんので、構いませんという形に置き換えます。
「いつでも大丈夫」を「どの日程でも構いません」という言葉にかえる
置き変えた場合「どの日程でも構いません」という形になります。これでも立派な敬語なのです。「どの日程でも」は「いつでも」より敬語のように使われますし、「大丈夫」は「構いません」が一般的なので、これで問題はありません。
「いつでも大丈夫」を「何日でも」に置き換えられる
「いつでも大丈夫」を敬語に置き換えると、他の言葉にもおきかえられるようになるので、必ずしも「どの日程でも構いません」が正しいとは限りません。「いつでも大丈夫」のかわりに言葉を利用するのであれば、「何日でも」という形に置き換えても構いません。
敬語は正しく違和感のない言葉に作り直す
どのような言葉を利用しても、「結構です」や「構いません」に繋がりが弱く、何か変な感じを受けるかもしれません。しかし、「いつでも大丈夫」という言葉自体が違和感を持っているので、置き変えた単語が違和感を持っても仕方ないことなのです。
「いつでも大丈夫」の言葉を変えて「どの日程でも構いません」などの敬語にする
あまりにもカジュアルすぎる「いつでも大丈夫」という言葉は、仕事上で使ってはいけません。「いつでも」という言葉は「何日でも」や「どの日程」に置き換えることができるので、敬語が使えるように変えます。「いつでも大丈夫」は敬語に置き換えて使うことで、失礼のない言葉になります。
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