遅刻魔が仕事で信頼を落とす理由

2016年11月25日2020年3月31日遅刻

遅刻魔が信頼を落としてしまう理由とは？

遅刻魔が信頼を落としてしまう理由は、だらしないと思われるからなどという単純な理由では決してありません。

立ち止まって考えてみると、実に様々な理由が存在するのです。

遅刻は「相手や仕事を大事に考えていない」と捉えられる

プライベートにおいても遅刻魔は歓迎されませんが、仕事においては遅刻魔は嫌われるだけではなく、損害が生まれてしまう可能性も多いにあり得ます。

例えば大事な商談のときに、取引先の相手が毎回時間に遅れてきたとしたら、どう思いますか？　きっと自分は仕事相手として大事に考えられていないと思うでしょう。そんな相手をあなたは信用できますか？　多くの人は一緒に仕事をしたくないと考えるはずです。

また朝の出社で遅刻したり会議の場に遅れた場合、仕事を大事にしていないと周囲は感じます。遅刻魔は、社内外ともに大きく信頼を落としてしまうのです。

遅刻は時間をお金に換算すると「相手のお金を奪う」行為

社会に出て仕事をしている人であれば、理解できるはずですが、働いた時間＝給料になるという人も多いですよね。1日いくら、1時間いくらで仕事をしている人にとっては、時間＝お金と言えます。

たった5分の遅刻であっても、積み重なれば膨大なお金に換算されます。遅刻魔は、遅刻するたびに相手のお金を奪っている、そう考えれば信頼を落とすのも当然と言えますよね。

遅刻魔の原因と対策

遅刻魔は、何かしらの原因があり、その原因を意識し対策を立てれば、克服も難しいことではないのです。

原因は時間に対する意識が薄い・準備不足

遅刻魔の原因としては、以下のような点が挙がります。

・そもそも時間を守ろうという意識が薄い

・時間厳守よりも他のことを優先してしまう

・準備時間や移動時間に余裕を見ていない

これは、性格的な部分に起因すると言えそうです。楽観的な人、ついつい目の前のことに集中しがちな人が遅刻魔になりやすいかもしれません。

対策は時間への意識を改革し、予定を明確に立てること

遅刻魔の原因が性格に起因しているとお伝えしましたが、意識次第で改善を試みることは十分可能です。以下の対策を参考にしてみてください。

・出社に遅刻しないよう前日までにできる準備を終わらせておく

・予め余裕を持った準備や移動の時間を設定しておく

・仕事の優先順位を「終わらせること」よりも「時間を守ること」にする

・タイマーを使い時間厳守を意識して仕事に取り組む

遅刻魔が仕事で信頼を落とすのは「相手に不快感を与え時間を奪うから」

仕事において遅刻魔は、相手に「大事されていない」という不快感を与え、相手の貴重な時間を奪うことになり、大きく信頼を落とし損害も生んでしまいます。社外の人との付き合いで遅刻が続いた場合、あなた個人の信頼だけでなく、会社の信頼も大きく落としてしまうでしょう。

自分が遅刻魔だという自覚がある人は、今すぐ原因を追究し対策を試みてください。完全に信頼を失ってからでは手遅れになってしまいますよ。