健康診断はいつ受けるの?会社や種類によって違う受診時期
定期健康診断が行われる時期はいつ?
健康診断を受ける、といっても、実際にいつ受診するかは会社によって異なります。
定期健康診断は、法律で一年に1回の受診を義務付けられています。会社としても、それを義務として労働者に課すことになりますが、基本的にいつ健康診断を実施しても構いません。8月に受ける場合もあれば、12月に受ける場合もあります。
いつ行うかは他の健康診断との調整
海外派遣時に受ける健康診断や、特定業務を行う場合に必ず受けなければならない健康診断がある場合には、それらとの調整の結果いつ定期健康診断を行うのかが会社で決められます。8月に多くの労働者が海外派遣されるのであれば、その月度以外のタイミングで定期健康診断が実施されます。
雇入時健康診断はいつ行われる?
雇用直後の健康診断はいつ行われるのが一般的なのでしょうか。
雇入時健康診断は、労働者を雇い入れたタイミングで行います。雇い入れる直前か直後に行わなければならないので、4月入社であれば4月に多く行うようになります。半年ごとの契約期間になっている場合は、その時期に転職者が増えるので雇入時健康診断を行うことが多くなります。
会社の外で行われる健康診断
「いつ行われるか」の外に、「どこで行われるのか」も気になるところです。
健康診断は、全て会社の外の施設で行われます。自治体の検診センターや、医療機関に足を運んで健康診断を受けることになります。通常の定期健康診断では、交通費や時間給の支払い義務が発生します。国の法律に基づいて、労働者が強制的に健康診断を受けさせられる場合には、基本的に会社が費用を負担することになります。
特定業務従事者健康診断はいつ行われる?
特定業務従事者の場合は、業務を始めてから定期的に健康診断を受けなければなりません。極端に寒冷した土地での業務や、粉塵を浴びる環境での業務を行っている場合は、デスクワークや立ち仕事を行っている労働者よりも、異常が見られる場合が多いからです。そのため、年に1度は健康診断を受けることが義務付けられています。
健康診断の料金や交通費の支払い
会社の都合によって労働者が強制的に受けさせられることになるので、健康診断の料金や検診センターや医療機関に行くまでにかかった交通費は支給しなければなりません。しかし、会社規程では交通費を支払わないと記載されている場合もあります。その場合は、まずは会社に相談をして、受け入れてもらえない場合は、労働基準監督署に通告しましょう。
いつ健康診断が行われるかは会社規程を見よう
会社で行われる健康診断が行われる時期は、会社規程に記されています。毎年8月に定期健康診断を受けていたところを、急に12月に変えられる場合もあります。いつ行われるのかを、会社規程だけではなく上司や担当部署に聞いておくなど、自分にとって不都合にならないように調整しましょう。無料で受けられるのであれば、積極的に受けることも大切です。
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