健康診断で「要治療」って言われたけど、身体に異常なんてないよ?
会社には健康診断を受けさせる義務がある
会社勤めをしていると、毎年健康診断を受けるよう会社から指示されると思います。健康のことを気遣ってくれるのはうれしいけど、仕事も忙しいのに……と迷惑に思う人も大勢います。でもこれって、法律で会社に求められている義務なのです。
健康診断の結果を社員に還元するまでが会社の義務
健康診断の結果を社員に伝える、ここまでが会社の義務となります。なぜこのような義務が会社に課せられているのか、それは社員の健康を害してまで働かせる会社が世の中にあるから、に他なりません。
健康診断で「要治療」は異常があるってこと?
健康診断の結果、要治療と書かれたけど放っておいたよ、という話を聞いた人もいるのではないかと思います。そもそも、健康診断の結果は、大きく異常値があるかないか、という判断がされます。そして、異常値がある場合、要観察と要治療に分けられます。つまり、要治療とは、健康診断の結果「もっとも悪い結果」、つまりは異常があるという結果なのです。
「要治療」は異常?どうしたらいいの?
要治療、と健康診断の結果に書かれていたら、まずは医者に相談すべきです。悩む必要は何もなく、医者に相談すべき事があるかどうかを知るために健康診断を受けているようなものですから、その結果に従って相談に行く、これが「どうしたら?」の答えになります。異常があったとしたら、確かに「要治療」なのですから、結果を軽く見てはいけません。
異常があるから「要治療」!結果を社内で公言しないこと
まれに、社内で、健康診断で要治療って書かれちゃってさ、と話している場面を目撃することがあります。しかしその多くは「でも放っておいたよ」と続くのですが、健康診断の結果を人前で話すことは絶対に避けるべきです。健康診断の結果は、「ちょっと最近疲れていて」というのはまったく違い、医者がつけた評価なのですから、周りの人はこの人は病気なんだと認識します。
何のための健康診断か改めて!
会社にとっては義務である健康診断ですが、実際に、社員が病気になると会社としては対応を考えることになります。しかし、結果を、特に要治療という結果を社内で公言する人は、自分の情報すら管理できない人と評価されることになります。これが前向きな評価ではないのは言わずもがな、です。
「要治療」という健康診断の異常な結果を受け取ったら黙って医者に行くべき!
健康診断の結果、要治療と書かれたのであれば、異常があるから医者に相談すべき状態にある、ということです。めんどくさがらずにすぐに医者に行くべきです。そして、そのような結果は社内でおおっぴらに話すべきではありません。その話が、決していい評価に繋がることはないのですから。
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