履歴書に飲み屋の勤務経歴はどう書くべきか考察【キャバクラ・ガールズバー】

2016年11月29日2020年3月31日職務経歴, 飲み屋

飲み屋に勤務した経歴がある場合はどう思われるのか

キャバクラやガールズバー、ホストクラブなどの飲み屋に勤務したという経歴は、一般企業などではあまり良く思われないことが多いです。こういった飲み屋系の仕事も立派な仕事のひとつですので、本来良い悪いを判断してはいけません。しかし、やはり経歴として「キャバクラ勤務」や「ガールズバーでアルバイト経験あり」と書くと色眼鏡で見られたり、特殊な経歴を持つ人物と判断される傾向があります。

飲み屋に勤務した経歴は一般企業にはマイナスイメージ

もちろんすべての企業がそうであるという訳ではありませんが、特にこういった業界とは縁の遠い企業、こういった仕事に敬遠した価値観を持っている面接官などの場合は悪い印象を与えるでしょう。

余計なリスクを負わないためにも、飲み屋に勤務した経歴はできるだけ履歴書に書かない方が賢明です。

飲み屋の経歴を書く場合は「飲食業」「サービス業」など濁して記載する

キャバクラやガールズバー、ホストクラブなど、飲み屋の経歴を履歴書に書く場合は、できるだけ濁して書くべきでしょう。アルバイトで飲み屋に勤務していたのであれば、わざわざ経歴として書く必要はありません。

飲み屋勤めの経歴は履歴書に書かないか、書く場合は「飲食業」や「サービス業」「接客業」などと記載することをオススメします。

応募者が働いていた会社を詳しく探ることは稀

社員や契約社員で働いていた経歴を書く場合は社名も書く必要がありますが、応募者が働いていた会社を詳しく探ることは稀です。もし探られても、一言でキャバクラやホストクラブと言っても様々な職種があるため、ごまかすことは可能です。相手企業は、どんな仕事をしていたのかの事実確認は基本取れません。

経歴を追及されたとしても「接客はしていない」と説明する

もし飲み屋の経歴について深く追求されたとしても「事務を担当をしていた」「裏方を担当していたので接客はしていない」など、ごまかせば問題ありません。仕事内容を具体的に説明すれば説得力が増すので、「裏方を担当しており、経理やアルコールの発注をしていた」などと言えば大丈夫でしょう。

飲み屋の経歴が強みになることもある！？

キャバクラやガールズバー、ホストクラブなどの飲み屋の経歴は履歴書においても伏せた方が無難と説明しました。しかし、逆にその経歴が高く評価されたり、強みと捉える企業もあるのです。

コミュニケーション能力・接客スキルは高く評価される

キャバクラやガールズバー、ホストクラブなどの飲み屋は高い接客能力が求められます。そのため「コミュニケーション力が高い人材」「接客の経験豊富な人材」と評価されることもあります。

接客力を求めている企業、人材のポテンシャルを重視している企業などではそういった傾向が強いですね。もちろん同業種や同じ様なサービスを展開している、しようとしている企業であれば完全に強みとなるでしょう。

企業の事業内容や雰囲気、求める人物像などをよく調べ、その上で判断してください。

飲み屋に勤務した経歴を履歴書に書くのは避ける！ただし接客スキルが高く評価されることも

履歴書に飲み屋の勤務経歴はどう書くべきかをまとめました。

キャバクラやガールズバーなどの飲み屋の経歴を履歴書に書く場合は、よく相手企業の考え方、価値観を探ることが大切です。

もちろん同業種の場合は強みになりますが、それ以外の場合は濁すほうが良い場合もあります。全く縁の無い様な業界の企業や、敬遠されそう、相手が読めないという場合は、リスク回避のためにも極力飲み屋の経歴は伏せていくのが良いでしょう。