【文例を参考に】寒中見舞いで喪中の人へお悔やみの言葉を伝えるには?
喪中の相手へは寒中見舞いを送りましょう!
年賀状はおめでたいものですので、喪中の人には出し控えるようになります。こういった場合に出すのが、寒中見舞いです。ただ、寒中見舞いは、年賀状の時期には出さないものとなります。例えば、年末に喪中の知らせを頂いた場合には、一週間以上待つような形になってしまいます。それでは失礼にもあたりますし、一刻も早く出したい場合には、最近では、喪中見舞いというスタイルで出す形も出てきています。こういった場合でも、内容としては、以下のような内容がベースとなります。
喪中の相手から喪中ハガキが届いたら
喪中である相手より、喪中はがきが届いたら、年賀状を控えるかわりに、寒中見舞いを贈ります。出すタイミングとしては、正月明け「松の内」を過ぎたあたりとなります。出せる時期は、立春の前日までとなります。以下の文例のような寒中見舞いを出すことによって、お悔やみの気持ちを伝えることができるのです。
お悔やみの気持ちが優先。自分の都合は控えめに
年賀状であれば新年のおめでたいご挨拶と言う事になりますが、寒中見舞いとなれば話は別です。しかもお悔やみとなれば尚更です。便宜上は「寒い中ですが体調にご自愛下さい」というのが主旨です。しかし、自分に出産や結婚などの近況報告があるならば、それをしても問題ありません。
ただし、それを報告する場合はサラっと小さく。あくまでもメインは「見舞い」の挨拶である事を覚えておきましょう。
喪中の相手へのお悔やみの寒中見舞い
喪中の相手に対して、お悔みの言葉を伝えると同時に、相手の健康を気遣う言葉をつづるようにします。もともと寒中見舞いは、一番寒い季節に、相手の健康を気遣って出すものとされていますので、そういった言葉を書くことが、礼儀にもかなっているといえるのです。
喪中の相手へのお悔やみの文例
寒中お見舞い申し上げます
ご○○様のご冥福を謹んでお祈り申し上げます。
厳寒の折から、何卒お身体を大切になさってください。
ポイントとしては、できるだけシンプルにまとめること、そして相手から喪中の連絡を頂いたら、できるだけすぐに出すことです。こういったことで、こちらのお悔みの気持ちを伝えることができます。
喪中の相手に、知らずに年賀状を出してしまった場合
喪中の相手に、知らずに年賀状を出してしまった場合というのもあると思います。そういった場合にも、寒中見舞いを出すようにしましょう。そうすることで、そのことを詫び、同時にお悔やみの言葉を伝えることができます。そういった場合の文例もご紹介しましょう。
知らずに年賀状を出してしまった場合の文例
寒中お見舞い申し上げます
この度はご○○様ご逝去とのこと、ご服喪中をわきまえず年頭のご挨拶を申し上げてしまい、大変な無礼を致しました。
お悔やみが遅れましたことをお詫び申し上げますとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
ご家族の皆様におかれましてはさぞかしご傷心のことと存じますが、厳寒の折から、何卒お体を大切にお過ごしくださいますよう。
【まとめ】喪中の際、寒中見舞いでお悔やみを伝える場合の文例
最近は、喪中の連絡もメールで送られてくる形も増えています。そういった場合には、こちらからもメールでお悔やみを返信しても良いですが、せっかくであれば、寒中見舞いにてお悔やみをお伝えしては如何でしょうか。
特に、目上の方に対しては、こういった寒中見舞いを出すことが、失礼にあたらないようになります。文例を参考にして、相手を気遣った寒中見舞いの挨拶をできるように心掛けましょう。
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