所要時間はどれくらい?会社の健康診断にかかる時間の目安
会社の健康診断は必ず受ける
会社側が毎年要求してくる健康診断ですが、これは労働安全衛生法によって会社側に義務付けられているものです。
会社がどれだけ小さくても、従業員がわずかであったとしても、必ず健康診断は従業員に受けさせねばなりません。
従業員の側にも健康診断を受ける義務があるため、拒否すれば最悪解雇されてしまいます。
健康診断が嫌でも、時間がもったいないと感じても必ず受けましょう。
健康診断には、いくつか種類がある
実は会社が従業員に受けさせる健康診断は入社時の健康診断、一般健康診断、特殊健康診断など何通りか種類があります。
毎年定期的に行われる健康診断は一般健康診断に該当します。
特殊健康診断は有害な作業をする人向けのものです。
ほとんどの人は、健康診断=一般健康診断と思って差し支えありません。
健康診断にかかる時間の目安
健康診断にかかる時間の目安は、【病院までの移動時間】、【待ち時間】、【検査時間】の3つの和になります。
それぞれにどのぐらいの時間がかかるかは目安として会社や受ける人、病院によって違ってきます。
目安として、長ければ半日ぐらいかかってしまい、短ければ1時間ぐらいで終わります。
かかる時間に影響する要素
まず検査項目がどれだけ多くて、どれだけ専門的なものかがかかる時間に大きく影響します。バリウム検査や超音波検査があるなら、かなり時間がかかると思った方がいいでしょう。
また、勤務時間中に検診用のバスがやってきて職場で健康診断が受けられるなら移動時間は短くて済みますが、勤務時間外に病院に出かけて受けるなら移動時間も長くなります。
さらに、健康診断を受ける人の性別も影響します。
一般的に女性の場合は着替えに時間がかかり、男性よりも長めに時間がかかってしまいます。
かかる時間の予測は困難
毎年同じ場所で健康診断を受けていれば、ある程度はかかる時間も想定できるようになります。
しかし、医師との問診で長く話をする人がいれば待ち時間が長くなることもありますし、たまたま一斉に同じ時間に受診者が集まって混雑してしまうこともあります。
勤務時間中でも予定は余裕を持って入れたほうがいいでしょう。
健康診断の時間の目安は長くて半日!余裕を持ったスケジューリングを
健康診断は目安として長ければ半日、短くても1時間はかかってしまいます。
女性の場合や、病院が混雑している場合、検査項目が多い場合は、長引くことを覚悟した方がいいでしょう。
時間がかかるのが嫌だとしても、健康診断は受ける義務が従業員にはあります。
そのため、時間がかかることは覚悟して、健康診断後のスケジュールを組むようにすべきです。
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