健康診断における問診票の正しい書き方
問診票の正しい書き方①フォーマットに即して書く
健康診断の際に検査すべき大体の内容は法的に決まっています。しかし、具体的な検査方法は病院ごと異なりますし、問診票のフォーマットや質問項目についても病院が独自に決めています。
そのため健康診断における問診票は、病院によって詳しく書かれていたり、割とあっさりと書かれていたりと分かれます。後者の割とあっさりしたフォーマットは、主に医師との会話を通して詳しく聞くタイプです。
選択肢が大量にあるのできめ細やか
問診票重視の病院は、飲める薬のタイプやタバコ・酒の頻度も聞いてきます。各項目について記入例があったり、選択肢が大量に用意されていたり、情報が得やすいように工夫されています。きめ細やかな健康診断を望む人はこちらの方がよいでしょうが、記入が面倒という面もあります。診察重視なら簡単に書けますが、説明を要します。
問診票の正しい書き方②長過ぎても、短すぎてもNG
どういう書き方をするのであれ、問診票を読むのは医者だということを頭に入れておきましょう。人間にとって読みやすく分かりやすい書き方での記入が大事です。冗漫な書き方で文章が無駄に長くなれば、医者が読むのも大変です。反対に端的過ぎる書き方をすれば、判断材料が少なくて困ります。健康診断である以上、長過ぎず、短すぎない、簡潔・正確な書き方が求められます。
既往歴は「ある」ではなく、5W1Hを意識して具体的に書く
例えば、健康診断の問診票に「既往歴」の記入欄があれば、端的な書き方をして「ある」とだけ書くのはいけません。健康診断の問診票には5W1Hを意識して「(私は)××年前に△△病にかかり◯◯病院で□□という治療を受けた」など、具体的に書きましょう。また、喫煙歴や飲酒、アレルギーなどの項目においても、正直に記入しましょう。
問診票の正しい書き方③「である」調でも「ですます」調でもOK
健康診断おける問診票の文体はどのようなものであるべきでしょうか?「ですます」調でも「である」調でも構いません。
文体よりも内容が大切
健康診断おける問診票の記述スタイルに関して、「ですます」調でも「である」調であるかどうかよりも、内容の方が遥かに大切です。文体は「ですます」調でなければ失礼だというわけではありません。
健康診断における問診票は具体的かつ正直な書き方を
健康診断の問診票は病院によって内容の詳細さが変わってきます。問診票が割とあっさりしてるからと言って手抜きをしているわけではありません。そういう病院は直接医師や看護師が説明を受ける中でカルテを埋めるタイプのものです。問診票重視の病院と検診重視の病院はあれど、どちらかというわけではなく比重の問題に過ぎません。そのため問診票に書くべき事柄は共通してあり、健康診断における問診票を書く際には、5W1Hを意識して、具体的かつ正直な書き方をしましょう。
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