健康診断の再検査を受ける病院選びのポイントと注意点
健康診査で「再検査」の判定が出た!
会社で健康診断を受けた結果、「要再検査」という判定が出ることがありますね。健康状態に何か問題があるのかと不安になりますし、再度病院に行って検査を受ける手間を考えると憂鬱になります。
再検査を先延ばしにしているうちに、会社から再検査の最速が来てしまい、しぶしぶ再検査に行くという人も少なくないのではないでしょうか?
再検査は社員の任意
さて、再検査は必ず受けなければならないのでしょうか?
会社側は「労働安全衛生法」という法律により、社員に健康診断を受けさせる義務があるのです。法律で定められている法定項目を受診させ、その旨を国に報告しなければなりません。
ただし、この法律では、再検査までは義務化されていません。再検査は、基本的に社員の任意によるものです。
ですが、健康のことを考えるなら、再検査は必ず受けましょう。健康診断と再検査によって、病気が発見されることはよくあります。
再検査は健康診断と同じ病院で受けるのがベスト
健康診断の再検査を受ける時、どの病院で再検査を受ければよいのか悩む方も多いでしょう。再検査では、基本的には健康診断と同じ検査を受けます。よって、健康診断を受けた病院で再検査を受けるのがベストです。
ただし、セカンドオピニオンの考え方で言えば、健康診断を受けた病院とは別のところで再検査を受けるのも良いでしょう。
自宅や会社から近い病院で再検査を受けてもよい
健康診断を受けた病院が遠い、医者が遠方から会社に出向いて健康診断を実施した場合は、同じ病院で再検査を受けるのは難しいでしすね。再検査後に異常が見つかり、通院が必要になる可能性もあります。その可能性を考慮すると、再検査は自宅や会社から近く、通院しやすい病院を選びましょう。
健康診断の再検査で病院に行くときは診断結果を忘れずに
再検査で病院に行くときには、きちんと健康診断の診断結果が記載された書類を持って行き、病院に提出しましょう。再検査の際の参考になるからです。健康診断を受けた病院とは別の病院で再検査をする場合も同様です。
受付で、受診の理由は健康診断の「再検査」である旨を伝えましょう。
費用は自己負担だが治療する場合は健康保険が適用される
健康診断と違い、再検査の場合は自分で検査費用を負担します。ただし、再検査で治療が必要と判断された場合は、健康保険が適用されます。再検査に行くときは、保険証を忘れずに持って行きましょう。
健康診断の再検査は同じ病院で受けるのがベストであり診断結果を忘れずに持って行く
健康診断で要再検査と判定された際の注意点と病院選びのポイントをご紹介しました。
健康診断を受けて、再検査の判定が出た場合は、億劫でも再検査を受けるべきです。病院選びは健康診断をしたのと同じ病院か、近所の通院可能な病院がいいでしょう。
そして保険が適用される可能性があるため、健康診断の結果が記された書類と共に保険証を忘れないようにしましょう。
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