年賀状を送る相手の範囲と例文【社内・社外編】

2016年11月29日年賀状

年賀状はどの範囲まで出すのがマナー?【社内編】

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社内で毎日のように顔を合わせる上司や同僚、アルバイトに役員まで…。年賀状を出そうと思ったら、どこまでの範囲で「送る・送らない」を判断すればいいのでしょうか。普段から仕事でお世話になっている上司はもちろん送るとして、会社によっては部署内だけでも相当な人数がいるところだってあるでしょう。ビジネスマナーの一環として、年賀状を送るべき範囲とはいったい?

同じ部署の上司・同僚に出すのがビジネスマナー

一般的に、社内の人へ年賀状を出す範囲は同じ部署の上司と同僚だといわれているみたいです。普段から仕事でお世話になっている上司、仕事を一緒に頑張っている同僚に年賀状を送るようにしましょう。

また、1年間を通して仕事でお世話になった人であれば、部署外の人であっても年賀状を送るのがビジネスマナーだといえます。加えて、同期の人や去年お世話になった人など、「送るべきだな」と判断できるような人には年賀状を出すようにしましょう。

取引先にはどの範囲まで出すのがマナー?【社外編】

年賀状は仕事でお世話になる取引先やお客様などの、社外の人に対してはどこまでの範囲で絞るべきなのでしょうか。

企業によっては担当者が複数名いたり、顔なじみの人が担当以外でいたり。仕事上、取引の関係を持っているのだから、役員にまで送るのがビジネスマナー?今後の仕事を円滑にすすめる・良好な関係を築いていくためにも、失礼のない範囲で対応したいですよね。

取引先は担当者のみで大丈夫!

取引先の企業に年賀状を送るのであれば、基本的に担当者のみで問題ありません。こちらが相手企業にとって「当社の顔役」であるのに対し、当然向こうも「担当者が企業の代表」ということになります。

また、会社名入りの賀状を用意して、社名の後ろに担当の自署を入れ、一言手書きで添える配慮があればなお良しですね。

ただし、同じ会社の人間から何枚も届くのも良くはないので、上司や同僚と送付先が被るようでしたら連名で出しても構いません。

年賀状を書く際のビジネスマナー

それでは最後に、社内・社外の仕事でお世話になっている人への、年賀状を書く際のビジネスマナーを3つ紹介します。

いつも仕事でお世話になっている上司や、仕事の取引先への年賀状はしっかりとビジネスマナーを守った上で送るようにしましょう。

ビジネスマナーを守るのは仕事をやっているうえでは当たり前の話ですが、意外と年賀状に関するビジネスマナーを知らなかったという人も多いので、ここで紹介するビジネスマナーをしっかりおさえておいてくださいね。

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手書きで失敗しでも修正テープなどは使わない

年賀状を手書きで書く際には、黒インクのペンや筆ペン、毛筆で書くようにしましょう。そして仮に年賀状を書き損じたとしても、修正テープや修正ペン・二重線など引かず、新しいはがきで年賀状を書き直すのがビジネスマナーマナーです。

当たり前のビジネスマナーではありますが、はじめから書き直すのがめんどくさいなど、ついつい修正テープなどを使ってしまいがちです。社内・取引先に関わらず、ビジネスマナーですのでしっかり守りましょう。

大前提として年賀状は元日に届くよう投函する

社内・取引先に関わらず大前提として、年賀状は元日に届くよう投函するのがビジネスマナーです。上司への年賀状なら1月1日朝の到着が不可欠です。早めの投函が必要です。

ちなみに元旦に上司の手元に届けたい場合は、12月15日~12月25日くらいまでに投函するようにしましょう。

縁起が悪い表現は使わない

正月に届く年賀状は、縁起のいいものです。年賀状の中はすべておめでたい表現でうめましょう。ですので、「衰える」「去る」「破れる」「滅びる」「病む」「絶える」「失う」「枯れる」「倒れる」など縁起の悪い表現は使わないようにしましょう。

社内・取引先の相手にこのような表現を使った年賀状を送って、正月から気分を悪くさせてはいけません。休みが明けたら仕事を頑張ろうと思わられるようにも気持ちのいい年賀状をこころがけましょう。

年賀状の例文

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それでは、実際に年賀状の書き方として例文を紹介します。上司・同僚・取引先の3つの例文を用意しましたので、ぜひ参考にしてください。例文はあくまでも1つの例として、自分なりの気持ちを書くようにしてくださいね。

例文①上司への年賀状

謹んで新春のご祝詞を申し上げます

旧年中は公私にわたり大変お世話になりました

心より感謝いたしております

本年もご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます

平成二十八年 元旦

※日頃仕事でお世話になっている感謝と新年のご指導ご鞭撻について伝えるオーソドックスな文例です。上司への年賀状は親しき仲にも礼儀ありで、失礼にならないよう気をつけましょう。

例文②同僚への年賀状

あけましておめでとうございます

昨年は公私にわたりお世話になりました

本年も力を合わせて社業発展のために頑張りましょう

平成二十八年 元旦

※親しい同僚にはフレンドリーな内容も許されますが、仕事仲間としての立場を大事にします。

例文③取引先へ送る年賀状

謹賀新年

昨年中は格別のご愛顧を賜り 厚く御礼申し上げます

本年もご期待に添えますよう 全力で努めますので

よろしくお願い申し上げます

皆様のご多幸と貴社のご発展をお祈り申し上げます

平成⚫︎⚫︎年 元旦

※自社の発展は協力してくれる取引先あってのもの。感謝と祈念を伝える文例です。

仕事関係の年賀状は社内なら上司と同僚!取引先へは担当者へ送るのが正解

「年賀状をどこまで出せばいいについて紹介してきましたがいかがでしたか?基本的には社内であろうと取引先であろうと、仕事でお世話になった人たちに送るのが判断の基準でしょう。

また、年賀状を書く際にも紹介したようなビジネスマナーがありますので、しっかりとマナーを守ったうえで書いて送るようにしてくださいね。

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2016年11月29日ビジネス

Posted by BiZPARK