新人研修に私服で臨む際に失敗しない服装マナー【男女別】
研修の服装を「私服」と指定されたら鵜呑みにして良いのか?
新人研修は社会人として初めての業務です。社会人である以上、会社からいくら「服装は私服で良い」と言われても、鵜呑みにして良いのでしょうか?男性か女性かに関わらず、私服で研修に臨んだのは自分だけで、周りは全員スーツだったというケースがあれば良識が疑われます。
研修にふさわしい服装について、本当のところは一体どうなのでしょうか。服装マナーを見ていきましょう。
会社から服装の指定があれば私服参加でOK!
もし会社側が、研修の服装を私服に指定したのであれば、そこには何らかの理由があります。ですので、最低限のマナーを守っていれば私服参加も問題ないといえます。例えば、単純に研修にリラックスして臨んでほしいと考えていたり、研修で軽い運動があってスーツでは動き辛いという理由で、私服の指示を出しているケースがあるのです。
そのため、「新人研修には私服で臨んでください」と指示されたのであれば、素直に従い、私服で参加しましょう。
研修における私服の服装マナー【女性編】
それでは実際に、新人研修に臨むにあたり研修にふさわしい服装のマナーを見ていきましょう。まずは女性からです。
女性の場合はビジネスマナーをわきまえた服装であるかどうも大事ですが、研修にふさわしい服装かどうかの基準として、露出が抑えられているかなど、男性よりも細かい部分まで注意が必要です。全身を整えて初めて身だしなみが完成するという意識を持ちましょう。
女性なら研修の服装はジャケットにワイドパンツの組み合わせ
女性が私服で研修にふさわしい服装を目指す場合は、オフィスカジュアルを意識するだけでなく肌の露出にも気を遣いましょう。露出の多い服装は相手にだらしない印象を与えますし、仕事をする場にふさわしくないと思われます。
具体的には、ジャケットスタイルにワイドパンツであれば、ある程度の動きにも対応できる服装で露出も少ないので女性におすすめの研修の服装です。もしくは、控え目な膝丈スカートにパンプスの組み合わせなども好印象でしょう。なお、アクセサリーについては胸元に着けてしまうとそちらに意識がいくので、避けた方が賢明です。
研修における私服の服装マナー【男性編】
では最後に、研修に私服で参加する際の男性の服装マナーを見ておきます。男性は女性と違い、ある程度オフィスカジュアルのスタイルなどが確立されているので、女性に比べて迷うケースは少ないかもしれません。
とはいえ、ビジネスに相応しい私服のスタイルがあるとはいっても、色遣いで爽やかさが出るようにするなど無難以上の服装を目指すのが好ましいでしょう。
男性なら研修の服装はジャケットにチノパンかスラックス
研修における男性の服装マナーも、女性と同じくジャケットスタイルが好ましいといえます。そこにチノパンかスラックスを合わせて革靴を履けば、どういったビジネスの場でも対応できる服装になります。
ここで注意したいのは、デニムなどのカジュアルすぎる服装はビジネスに好ましくないので避ける点です。また、色遣いでは黒かグレーを基調にして、夏場などはパンツやジャケットに青など涼しい色を取り入れることで、好印象を与えられる私服となります。
研修に私服で臨む際の服装マナーは男性と女性で少し違うがどちらもジャケットスタイルが基本!
今回は、研修に私服で臨む際の服装マナーについて、男性と女性に分けて見てきました。男性と女性では気を付けるべき点は若干違いますが、共通していえるのはジャケットスタイルが基本であり無難という点です。
これは会社の雰囲気にもよるので一概にはいえませんが、どのようなビジネスシーンにも対応できるのがジャケットスタイルといえ、落ち着いた色合いにするのが正しい私服のマナーなのです。会社側から研修は私服で良いと言われた場合まで、スーツを着ていく必要はありませんが、動きやすくオフィスカジュアルに沿った服装を意識するのは社会人として鉄則です。
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