新入社員は入社時に手土産を持参すべきかに関して
一般的には「入社時の手土産は必要ない」
入社時にはお菓子などの手土産を持って挨拶をした方がいいのかと悩まれる方も多いと思います。そこで、今回は入社時に挨拶をする際にはお菓子などの手土産を持って行った方がいいのかについて紹介します。
入社時の挨拶はほとんどのケースでは「入社時にお菓子などの手土産は必要ない」と考えていいでしょう。おそらく、周囲の人に入社時の挨拶でお菓子などの手土産をどうするか聞いても、多くの人が「必要ない」「入社時に手土産なんて聞いたことがない」というようなアドバイスをされるでしょう。
新卒で大企業に入社する際は手土産は100%必要ない
特に新卒で大きな企業や組織に入社する際は、まずお菓子などの手土産は例外なく「必要ない」と考えていいでしょう。新卒の新入社員にとってなにより大切なのは、仕事を早く覚えて戦力になる事です。
それを考えると、入社時の手土産持参が「自分の任務や立場をわきまえていない余計な行為」という印象を与えてしまいかねません。また、昨日まで学生だった人が「手土産」というような気の遣い方をするのは違和感があり、「よく気が付く」というより「勘違いしている」という悪い評価になるほうが多いのです。大手企業の入社式の映像などをイメージしてみれば、お菓子などの手土産が場違いであるとおわかりになるのではないでしょうか。
入社時の手土産が必要となる「例外」とは?
ただし、入社時に挨拶をする際にはお菓子などの手土産が必要となってくる例外もあります。つまり「入社の際の手土産はOK」あるいは「手土産はむしろ常識」というケースです。それでは、入社時に挨拶する際にお菓子などの手土産が必要となる例外の場面を紹介します。
「転職」「個人経営の会社」「特定の地域」など
どのようなケースであれば入社時に挨拶をする際に、お菓子などの手土産が必要とされるのか具体的に紹介します。
小さな個人経営の会社や商店、町工場などに転職・就職するケースです。こうした会社などは多くの場合、少人数のアットホームな雰囲気の職場になっています。ですから挨拶をする際に、「よろしくお願いします」という意味でのお菓子などの手土産は違和感がありません。むしろ「気が利く」という高評価を得ることも少なくないのです。
ただ、それもあなたが新卒であれば入社時の挨拶で手土産を用意する必要もないでしょう。転職や再就職などのケースで、ある程度の年齢になった人なら「自然な心づかい」という印象になるわけです。さらに、例外的に「この地方、この地域では手土産はむしろ常識」というケースもあります。これは、事前に周囲にリサーチしておく必要があります。
入社時に手土産を持参する際はどうする?
入社時に挨拶をする際に、手土産を持参する際の注意点について説明しておきます。手土産を持参する際には、「何を、どういう形で手土産として持っていくか」ということです。
職場で分けやすいものを「ご挨拶」という熨斗で
手土産を持参する際には、職場のメンバーみんなに行き渡るものを手土産として選ぶのが原則です。手土産を持参する際に選ぶものとして一般的なのがお菓子類です。
ただしお菓子類を手土産として選ぶ際には、生菓子は避けて焼き菓子など日持ちするものを選ぶようにするとよいでしょう。
またお菓子類を手土産として選ぶ際には、分けやすいように1つずつ包装されているものが適切です。そして熨斗紙をかける場合は「粗品」ではなく「ご挨拶」とすることをおすすめします。
新入社員は入社時の挨拶まわりの際などに手土産を持参する必要なし!
紹介してきましたように、新入社員は入社時の挨拶まわりなどで、お菓子などの手土産を持参する必要ありませんので安心してください。しかし、転職時や個人経営の会社・特定の地域などといった場面では、お菓子類などの手土産を持参するようにしましょう。
入社時の手土産が必要ない場合と転職時などといった例外を把握しておきましょう。
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