部下の信頼を受ける”理想の上司”になる5つの絶対条件
理想の上司からは程遠い!?多くの部下が上司の事は嫌いである事実
上司の皆さんは部下とのコミュニケーションを取っていく中で基本的には自分は好かれている、信頼されている、などと思いがち。
しかし、多くは部下達の周りでは非常に嫌われている、陰口をたくさん言われているものなのです。今一度自分の特徴を振り返る場にしていただき、理想の上司、信頼される上司に改善していただければと思います。
部下のアンケートでは理想の上司・好きな上司より嫌いな上司が多い結果に
以下に示した某サイトのアンケート結果によると、「理想の上司・好きな上司がいる」が4割に満たない中、「嫌いな上司がいる」が半数を越えるという数値がでました。
特に女性の方が上司を嫌っている傾向にあるようです。
【好きな上司がいる】
■男性:39.1%
■女性:35.1%
■全体平均:37.8%
【嫌いな上司がいる】
■男性:52.9%
■女性:54.5%
■全体平均:53.4%
部下に信頼されない、嫌われる上司の特徴は?
では、理想の上司とはほど遠い、部下に信頼されない・嫌われる上司とは、具体的にどのような特徴を持った人なのでしょうか。
上司の方は、自分では気づかない行いが部下に嫌われる原因になっている可能性があるので、自分の行動を振り返り、十分注意して確認してみてください。
部下に信頼されない上司の特徴はコレ!
・自分の間違いを認めず、問題が起こると全て部下の責任にする
・「お前の代わりはいくらでもいる」が口癖
・部下のやった仕事を自分がやったかの様に上へ報告する
・常に機嫌が悪く、絶対に部下を褒めない
・給料を減らすと言ったり、部下にサービス残業を強要させたりする
・派遣やアルバイトの社員を馬鹿にする。
・呑みに行くと昔々の自慢話だけして、部下の話を全然聞かない。
・部下の能力を伸ばそうとしない。チャンスを与えない。
・自分に甘く、何も学ぼうとしない
もちろん、ここに上げたのはほんの一部です。仕事をしなかったり、話に一貫性がなかったり、とにかく仕事が出来ない上司というのが部下に嫌われてしまうようですね。
信頼を得るために!理想の上司の条件を知っておこう
部下に好かれたいと思うあまり、あれやこれやと条件を求めてしまっては、それを満たす人間などは存在しなくなってしまいます。多くの条件の中である一定の条件さえ満たしていれば、それだけで信頼性は増し、理想の上司に近づけるはず。その代表的な条件を5つ紹介します。
理想の上司の条件①人間的に尊敬される
仕事が出来る・出来ない以前に、人間的に尊敬できなければ部下からの信頼は得られません。
身だしなみであったり、挨拶、周りとのコミュニケーションの取り方など、まずは常識ある人間性が伴っており、尊敬されるのが理想の上司としては、大前提です。
理想の上司の条件②思いやりと気遣いがある
上司と部下という関係であっても、人間同士の付き合いです。
上司という立場でも、部下の健康の心配をしたり、部下が辛い時に優しい言葉をかけたりするような行動は必要です。
何でもかんでも手を差し伸べるのはよくありませんが、常に部下を見守り、ピンチの時には助けるといった姿勢が部下には響くはずです。そういった気配りができる上司が理想の上司へと近づけるはずです。
理想の上司の条件③自分の管轄下の業績を伸ばす
上記の条件を踏まえた上で、次はいよいよ仕事の内容に入っていきます。
上司という立場である以上は、営業成績や業績を伸ばす事が必要になってきます。そのために部下を動かすのが、上司の仕事でもあるのです。
自身の部署を上手くマネジメントできる、上司なら部下も信頼してついていきますので、理想の上司になれるでしょう。
理想の上司の条件④部下を教育して能力を伸ばす
上司として重要な仕事の一つが部下の育成です。
優秀な上司であれば、部下一人一人の特徴や能力を知り、それを活かしながら、さらに部下の能力を伸ばしていく事ができます。そうすれば必然的に、チーム全体の業績も向上するのですから、こういった仕上司としての仕事ができれば理想の上司と言えるでしょう。
理想の上司の条件⑤感情任せに怒鳴りつけない
人間ですから、失敗することもあります。特に若手社員など未熟な部下なら尚更でしょう。そんな時、理想の上司と言われる人たちは感情任せに部下を怒鳴ったりはしません。
部下の失敗に対して、上司が怒鳴っても何の問題解決にもなりません。むしろ、部下が萎縮して今後の業務に影響が出てしまいます。理想の上司は、まず出来る最善の方法で部下の失敗をカバーし、落ち着いてからその失敗に関して部下に指導します。
理想の上司の条件を一つでもクリアできれば部下に信頼される!
部下に信頼される理想の上司の特徴と条件について紹介してきましたが、いかがでしたか?
やはり理想の上司の下で働きたいと思いますよね。これを読んでいる人の中にはすでに役職を持っている人、後輩を持っている人もいるでしょう。
そんな方々はここに書いてあるような、スタンスで部下と向き合っているでしょうか?厳しい事を言ってしまえば求めるだけではダメです。自分が求められる人間になるために、ここで紹介した内容を実践してみてください。
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