報連相は大切!仕事をするうえで必要な上司への対応
「報連相」の報告は分かりやすく簡潔に
上司であっても報告の基本は変わりません。結果が出ていなくても途中経過を話して下さい。日報を部下に見せることはあまりありませんが、部下から受けた報連相に対する返答は忘れずにしましょう。部下が嫌うのは上司の不透明さです、上司とはいえ会社の一員ですから、何をしているか分からないのでは信頼を得られません。報連相全てに言えることですが分かりやすく簡潔に、部下に具体的な指示も与えられるとよいです。
上司に報告をする際には空いている時間を見つける
報連相は上司でも必須ですが、部下の育成と併行して違う仕事もしているので仕事量は部下より多いです。上司だからいいと思って自然に時間が空いた時を待っていると部下はいつまでたっても動けません。自分で空き時間を作って声をかけるようにします。部下も仕事を忙しくしており、時間がないでしょう。上司は立場上発言しやすいので、積極的に声をかけて下さい。
「報連相」の連絡はこまめに行う
連絡は報告よりも随時しなければいけません。報告は行動した結果を伝えればいいですが、常に仕事は動いています。状況が変わった事を仕事終わりに「報告」したのでは、手遅れになる場合があります。部下より状況の変化を察知する能力は優れているはず、情報を整理して気になる点は「連絡」をこまめに行って下さい。その連絡が部下の窮地を救うことになるはずです。
連絡は状況判断力が問われるので互いの連携を意識する
報連相はどれも重要ですが、中でも連絡は最も状況判断力が問われます。仕事は常に変化するので急な対応を求められるからです。上司は部下から得た情報で全て判断しており、情報に不足や間違いがあっても上司側では分かりません。判断をする前に気になる点があれば部下に連絡をとって解決を試みることです。お互いに連携を取り合うことが組織として重要になります。
「報連相」の相談は問題を解決するためにある
部下の相談は仕事に詰まった時、アドバイスを求めるためにするものです。上司は仕事上の問題を解決するために相談をもちかける立場になります。疑問があれば解消するために相談し、売上を伸ばすためのアイデアを募るのも相談です。今日のコンディションを聞くのも立派な相談でしょう。部下からの報連相をしやすくするためにも相談はこまめに持ちかけてましょう。
相談は役職関係なく情報を共有できる貴重な機会
上司は部下に対しても報連相を欠かしてはいけません。それはどんな役職でも同じです。社長ともなると全てが部下になりますから、末端一人一人に話すことは無理ですが、社員全員の声はとても大事です。特に新入社員ともなれば会社の初印象を受けますから、対話の機会を設けて常に新鮮な考えを聞いて下さい。役職が上の方は全体を把握するために直下の部下だけでなく、部下の部下にあたるものまで隈なく相談をもちかけましょう。
報連相は社内の情報を整理するものなので上司の仕事の空き時間を意識しながら正確に行う
報連相は部下だけでなく、上司にも大事だと考えます。部下が仕事の報連相を怠る理由の一つに上司が報連相してくれないことがあります。上司が率先して報連相を部下に持ち込むことで、部下も報連相をしやすくなります。上司を参考にすることで、部下の報連相の質も向上します。結果的に仕事の能率が上がるので、まずは上司からコミュニケーションをとることがポイントです。
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