上司に利用されないために。
円滑な上下関係。
“上司と部下の関係を円滑にしていくには、先ず仕事に対して素直に取り組む事です。
仮に失敗しても変に取り繕ったり隠したりせず、失敗をしてしまった時には素直に自分のミスを認め迅速に上司に報告、申し訳ありませんとお詫びする事です。
上司が一番嫌がるのは、言い訳する事。たとえあなたが優秀な人材で失敗が初めてだったとしても言い訳をしてしまう事で上司があなたに対する評価は変わってしまうものです。
素直・報告・丁寧な姿勢で仕事に取り組む人は部下としても上司からも期待と悪い話は持ってこないと思いますので心得ておくとよいでしょう。
では、円滑な関係を続けていく上で、どこまで上司のいう事を聞けばいいのかという事になりますが、基本は勤務中のみです。男性なら就業時間後に食事やお酒に誘われる事もあるとおもいますが、一・二度はお付き合いしても上司の酒癖が悪かったりするようであれば次回は丁重に断る事も大切です。上司との食事をする事によって信頼関係が生まれる場合もあるので、そこはご自身で慎重に判断して下さい。"
上司からの圧力に負けない。
“パワーハラスメント、ご存知ですか?上司が部下に必要以上の圧力をかけ、言葉や大量の業務、許容量を明らかに超える要求を部下に対してしてきた場合であなた自身が苦痛に感じてしまった場合はパワーハラスメントと判断して間違いありません。パワハラは男性・女性に限らず上司が部下に何らかの圧力をかけてきます。
ある営業マンは過大な営業数字を目標設定され、出勤してその上司の顔を見ると胃が痛むとか女性社員はコーヒーの入れ方が悪いと何度も入れ直しをさせられ、コーヒーメーカーを見ると吐き気を催すなど身体的に障害が出るようになると早めに心療内科などの医療機関へ相談する事をお勧めします。上司からの圧力は断れない分、知らず知らずの間に自分を追い詰めてしまいます。辛いと感じたらすぐに同僚・先輩・家族、一人で悩まずに打ち明けましょう。上司の権限を暴力に変えていると思って下さい。"
部下から上司へ。
どんな会社であれ、悪い人ばかりではありません。上司も同じ、とても良い方もいらっしゃいます。あなたが仕事上において何かにぶつかった時、先輩や同僚はもちろん、上司にも相談しても構わないのです。部下の役割として、上司に頼ってみるのも大切なコミユニケーションとなります。相談された上司は親身になってあなたに色々とアドバイスをしてくれたり、気にかけてくれると思います。その上司の選び方を間違うと方向が違う方向へ行ってしまうので注意して欲しいのですが、この方ならと思う上司であれば少なくともあなたよりは経験も多く苦労された事もあると思いますので気持ちを汲んで下さると思います。上司と部下の関係で部下が上司のいう事ばかりを聞くのではなく、上司である方が部下の様子を細かく観察し、様子がおかしい時には直ぐに声をかけられるようにしておく事が出来るのが大切です。
上司の役割・部下の役割。
“部署内で問題が起こったら、上司は腹をくくって全責任を負う必要があります、上司であるあなたにはその覚悟ができているでしょうか?
どんな仕事であれ、部下が重大なミスを犯してしまった場合その責任は本人のみならず上司も一緒に責任を負う事になります。
会社もただエスカレート式に上司として人事昇格をしているわけではないので、適材適所で会社がピンチになったいざという時の為に人材を選んでいます。
上司の役割ははっきりと「何かあった時には私が責任を持つ」という心構えが出来ている事。そして部下の役割は自分に叱咤激励する上司の為に迷惑をかけない様にしながら、嘘をつかない事・すべてを全部上司に話す事ができる事。たくさんの部下に頼れる上司、いざという時に守られるのは信頼関係と上司と部下の役割をお互いに果たせるかどうかで決まって来るのでは無いでしょうか。"
上司と部下の関係について以上の事を挙げてみましたが、新入社員の方には何よりも怖がらず従い過ぎず時には頼るという、微妙な加減で上司の方と積極的に交流を持ってほしいと思います。仕事をしていく上で必ず何らかの問題が発生した時、決して一人で悩まない事。そしてチームがあるという事を心に置いて自分の能力を日々活かせる業務に就いて欲しいと思います。上司と部下と言う関係ではありますが、所詮は人と人の関係です。
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