上司からの誘いの上手な断り方【メール文例あり】
上司からの飲み会や食事の誘いへのメールで、上手な断り方を紹介します。関係を壊すことなく断りましょう。上司からの誘いを断るのは少し勇気がいりますが、メールであれば上手に断れます。また、相手にも受け入れやすい断り方を知り、応用しましょう。
上司からの誘いを受けた際の上手な断り方とは?
飲み会などの誘いをメールで上手に断る方法は誰もが知りたいと思うものです。特に、上司との飲み会や食事会などでは強く感じることがあるでしょう。仕事のできる部下は断り上手なんていう言葉もあります。誘いを上手に断ることは、社内で仕事を円滑にこなしていくために必須のスキルといえそうです。
断り方のパターンを複数用意しておく
誘いを上手にお断りするためには、やはり行けない理由がポイントになります。断る理由のパターンを複数考えておくことが有効な対処法です。
断り方のパターンをチェック
- 友人の結婚式(二次会で幹事/余興の準備があるため立て込んでいる)
- 家族の都合(親戚が田舎から泊まりにきている/家族との食事の予定がある等)
- 習い事(英語の勉強など)
- 体調不良
上記のように、追及されても理由が話せそうなものにしておくと、誘いもなんなく断れそうです。
上司と自分が付き合える限界を提示する
どうしても上司ですので、いくら勤務時間外の飲み会であっても誘いを断りづらい場面もあります。そんな時は、あらかじめ境界線を作っておくことが重要です。
限界を提示する際のポイント
- 「早く帰らなければいけないので、22時までなら大丈夫です!」
- 「日程がはっきりしないので、飲み会ではなく(平日の)ランチでもいいですか?」
- 「ちょうど◯◯さんと飲もうという話をしていたので、今度みんなを誘ってからにしませんか?」
こんな具合に、誘いの内容を自分が許容できるものに変えて提案すればその日の誘いもやんわり断れます。
上司の予定がある日にわざと誘い返す
次は以前に一度、上司からの飲み会などのお誘いを断って、次の断りが難しいと思った時に使える断り方です。
上司の予定にかぶせる際の手順
「自分の手帳を見てから日程を連絡しますね!」と回答をしておきます。
↓
相手の予定が埋まっている日程をピックアップ。
↓
ピックアップした日程で「この日なら大丈夫ですよ!」と誘いながらメールで断る
つまり、相手のスケジュールが埋まっていることを知った上で、その日程でなら可能と誘いながらにして断る方法です。ただし,この断り方で気をつけなければいけないのは、うっかり調整がついてしまう可能性があるので注意しておきましょう。
上司からの誘いを断る実例
実際に上司から飲み会などの誘いを上手に断った実例から、上手なメールでの誘いの断り方を見ていきましょう。このメールの文例を1つ1つ使っていけば、いつも同じ理由で断るよりも疑われやすくなくなります。
行く気はあったと見せかけて断るメール文例
行く気が合ったと伝える例文
・『ご一緒したいんですが懐具合がちょっと……』
この場合、相手からご馳走してくれると言われたら行かなきゃいけないですが。
・『行きたいですね。ただその日は親戚が遠くから遊びに来ますので……』
・『飲み会のお誘いをいただいてありがたいのですが、①~④
①ここのとこ体調がすぐれないので
②お酒を控えてますので
③ちょっとお腹の調子がよくないので
④ちょっとお腹の調子がよくないので
ポイントは、この「行きたいけど行けない」と思わせる文面を盛り込んだ断わり方です。メールの文面で上手に活用しましょう。
電話よりも断りのメールの方が効果的
上司からの誘いを断る際には、直接や電話を使った場合は緊張してしまいますよね。ひょんなことから嘘がバレてしまう可能性もあります。やはり、メールによる断り方が一番効果的です。時間をかけて文面を考えられ、返信にも猶予を持てる点も優れています。
あくまでも丁寧な断り方を意識する
そして、メールとはいえ相手は上司。あくまでも丁寧な断り方を意識しましょう。下手に相手を挑発するような断り方をしてしまえば、人事面などで報復されないとも限らないからです。誘いを断る際は常に穏便に済ませられるようにしましょう。
効果的な長文メールでの断り方の文例
上司からの誘いを断るメールの文例を紹介していきましたが、やはり長文の方が、誠意が伝わりやすいのでしょうか。誘いを断っても申し訳なさが伝わるようで、長文メールだとすんなり断る事ができるようです。
それでは続いて上司の誘いを断る長文メールの文例を紹介していきます。
誘いを断る長文メールの文例①:大学時代の付き合いを理由にする
大学を理由にする例文
「あいにく、木曜日には千葉で大学時代のサークルの集まりがありまして、そちらに出席しなければならないものですから、申し訳ありませんが、今回は遠慮させて頂きます。またぜひお声をかけてください。よろしくお願いします。」
誘いを断る長文メールの文例②:踏み込みづらい家庭の事情を理由にする
家庭の事情の例文
「お誘いありがとうございます。夫の(妻の・自分の)両親が自宅に来る事になって、自宅にいなくてはいけない為参加できません。申し訳ございません。次回を楽しみにしています。」
あまりに上司の誘いがしつこくて無くならない場合は?
上司からの誘いを断っているのにそれでもしつこく何度もくる場合は、転職を考えるのも一つの手かもしれません。上司のせいで転職なんて納得できないかもしれませんが、状況が変わらないのであれば仕方がありません。転職して環境を変え、ついでに待遇も今よりいい企業を選択すれば、後悔はなくなるでしょう。
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上司からの食事などの誘いは行く気があるフリで上手く断る
上司からの飲み会などの誘いへの上手な断り方として、実例とメールで断り方の文例を紹介しました。実際に誘いを断る際の参考にしてみてください。
メールでの断り方のコツは「行けなくて残念。今度は行きたいと思っている」という気持ちを嘘でもいいからメールの文面に盛り込むことです。白々しいと思っても、大人の社交辞令・マナーとして大事なことですので、忘れないようにしましょう.しかし、上司との付き合いも大事なコミュニケーションのうちです。せめて3回に1回は誘いを受けるようにした方がいいかもしれません。
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