新人研修で教えるべき目標設定の重要性とコツ

2017年6月27日2020年3月31日目標設定

新人研修は重要だと捉えている就活生が多い

■調査方法：キャリアパーク会員へのダイレクトメール

■調査日時：2017年3月7日

■調査元：ポート株式会社

■調査対象者：キャリアパーク会員の就活生

■質問内容：「就職後の新人研修に対してどのようなイメージをお持ちですか？」

アンケート結果を見ると、就活生は新人研修に対して「厳しいながらも働く上では重要」だと認識していることがわかります。「社会に出る前の知識を入れる場所」「しっかり教えてくれるか重要」など、新人研修が整っているかは注意してみている人も少なくありません。こういった今後の入社してくる就活生の意見から、新人研修は重要だと考える必要があります。本記事では、新人研修で教える「仕事をする上での目標設定」についてその重要性とコツを紹介していきます。

新人研修とは「仕事にいかに取り組むか」を教えるもの

新人研修においては「仕事にいかに取り組むのか」を教えるべきです。仕事をするというのは、ある意味競争社会に身を置き、そこでの生き残る術を身につけることであるとも言えます。マナーやスキルを身につけるのは、その手段に過ぎないという意味です。

仕事をするのに必要なのが「目標設定」

漠然と与えられた仕事をこなしていても、必要なスキルはなかなか身につかないものです。そこで新人研修においてその目標設定がいかに重要であるか、そしてその仕方のコツを指導をするのが大切です。ポイントとなるのは、業務改善と自己研鑽です。このふたつに絞ると、これからの仕事においていかに目標設定を行うかのコツとなります。

業務改善を行うための目標設定のコツとは

仕事は与えられた作業をこなして終わりでは、何も自分には残らないとを新人研修で伝える必要があります。まず心がけることは、いかに業務改善を行うかです。実はその過程において様々なスキルを磨くのにつながるわけです。

コツは品質の向上と時間短縮を意識すること

そのために役に立つのが目標設定です。そのポイントはふたつ、品質の向上と時間短縮です。これを意識するのが目標設定のコツなのです。まずは自分の次につなげる仕事の質をいかに上げるかを考えます。相手の満足度を高めること目標設定とするわけです。なおかつミスや事故の発生をいかに減らすかもポイントとなります。

それを心がけたたうえで、時間短縮のための効率化を考えます。ここでも、同じ仕事に費やす時間をいかに縮めるかが目標設定となります。このように具体的に、新人研修での指導が大切です。

自己研鑽のための目標設定のコツとは

業務改善を行うとともに、自分自身のスキルをいかに向上させるかも大切な課題となります。様々な判断を行う上での視野が広がることにもつながります。その結果、目標設定自体のレベルも上がることになるからです。

取り組むことはすべて数字化するのがコツ

そこで取り組むべき仕事なども数字化することが、目標設定を行うコツとなります。まず身近な例として読書を挙げましょう。必要となる知識や考え方を取り入れるために、膨大な数の本を読むのは非常に有効です。

いつまでに何冊、といった形で必ず期限と数字を意識するのが大切です。他にも一日の中でいくつ気づきを得たのか、解決策やアイデアを出せたのかといった数字管理も、目標設定を行う上では必要なコツとなります。新人研修で教えるべきなのは、全ては数字によって達成度の確認と新たな目標設定を行えるという点です。

新人研修では目標設定の重要性とコツを教えて新人をより成長させる

新人研修で教えるべき目標設定の重要性とコツについて説明しました。新人研修では基礎的なマナーやスキルを教える前に、まずはどのように仕事に取り組むのか、その姿勢を語る必要があります。そこで目標設定によって、いかに業務改善と自己研鑽を行うかのコツを教えるのがポイントとなります。