新入社員が地方配属になった場合の考え方と意外なメリット
新入社員で地方配属は普通のことなのか?
地方への勤務本社で「能力的に低くみられている」「メリットはあるのか」そんな不安をお持ちの方は多いと思います。でも実は、地方に支社のあるような大手企業では、地方配属も色々なキャリアを積む上で一般的なことのようです。地方配属だからといってメリットが何もないわけではありません。まずは、どうして地方配属になるのかということについてみていきましょう。
期待値が高い新入社員ほど地方配属にされるケースもある
企業によっては、エース級の新入社員ほど、本社とかけ離れた地方でどんどん技術を磨いてもらい、すぐに地方で成果をあげて、その地域を立て直すといった役割を担わせるケースもあります。そのため、エース級の新入社員ほど活躍できるメリットもあります。
本社=エリートである図がある中で地方を言い渡された人も、おそらく地方配属を言い渡されて落ち込むほど、マイナスに考える必要はないでしょう。配属先の決定には然るべき意味があるため、入社してすぐ左遷なんて疑問を抱かなくても大丈夫ですし、それなりのメリットもあります。
一通りの仕事を体験させるために地方配属となるケースもある
大手企業など、地方に多数の支社や営業所を構える会社では、地方配属でも様々な業務を体験させる重要なポジションです。地方配属の場合は、本社に比べて社員の人数も、新入社員の人数も少ないため多くの業務を一人でこなさなければなりません。そのため、まずは一通りの仕事を体験させるために新入社員を地方配属させる会社も多いようです。一通りの仕事を地方で体験させることで、エリート新入社員など、より仕事ができるようになるというメリットもあります。
新入社員での地方配属の期間は3~6年くらいが普通
それでもやっぱり地方にメリットを感じられず、本社での勤務がいい、という人もいると思います。それでは、本社勤務にメリットを感じる新入社員が地方配属された際、実際の期間はどれくらいになるのかを探ってみましょう。新入社員のときに地方配属を経験した方の声をまとめてみました。地方を経験した方の期間としては大体3~6年くらいが割と普通のようですね。焦らずに、じっくりと地方でキャリアを積んでいくことも大事なことです。
地方配属から6年後、本社に転勤して重要な仕事を任された
新入社員の時、田舎の小工場に配属されました。本社勤務にメリットを感じていたため、地方勤務になった時は何もメリットを感じられず、落ち込みましたし、配属先の建物は古い木造で、雨漏りがひどかったです。
その時に立てた目標が「大きな工場で働く、開発で働く、本社で働く」でした。
めちゃめちゃ仕事をして、6年後には本社に転勤し、本社で重要な仕事を任せてもらいました。地方での小さな工場の経験が今では役に立っているので、今思うと地方配属にもメリットがあったのかなと思います。
新入社員で地方配属になった際の行方やメリットは
新入社員で地方配属になったら、その後の行方はどうなるのでしょう。地方配属にメリットはあるのでしょうか。地方配属からは逃れられないので、その行方を見つめ、メリットを最大限に享受していきましょう。また、その地方配属をチャンスと捉えるのもメリットとしてありかもしれません。東京にいてはわからない知識や経験も必要となります。地方配属はメリットも多いので、前向きに捉えてメリットを活用していきましょう。
地方配属は東京勤務よりも多くの経験ができる
地方配属は仕事の面だけでなく、プライベートでも多くの経験ができるメリットがあります。地方でしかできない遊びもたくさんあるでしょう。例えば、自然の中での遊びです。登山、ダイビング、釣り、サイクリング、スキー、マリンスポーツといったレジャーは地方のほうが取り組みやすいのもメリットですし、これを通して友人もすぐに見つかるはずです。都市出身者なら、地方に友人ができると本社に転勤になっても地方に遊びに行けるのでうれしい特典ですし、それもメリットになります。
地方配属中にお金を貯めておける
地方配属の最大のメリットは家賃や物価の安さです。また、自然の中で遊ぶのであれば交際費もそれほど嵩みません。この時にしっかりと貯金をしておけば、確実にお金が貯まるでしょう。東京勤務よりも裕福な暮らしができること間違いなしというメリットが地方配属にはあります。
新入社員で地方配属されても左遷とは限らず、その行方は意外と明るい
本社勤務にメリットを感じている方も、地方配属にもメリットがあることを知って頂けたと思います。また地方配属の結果として、期間で言うと3~6年で本社勤務に移る新入社員が多いようです。すぐに本社に戻ることが出来たとしても「経験が浅いまま」では不安も残ります。かといって地方での配属期間が長すぎても不安になりがちです。ただ、地方配属は必ずしもマイナスイメージではありません。大事なのは、配属された先で『何を成すか』です。地方配属にもメリットはあります。本社に移った時に他の同期より劣っていないよう前向きに頑張ってください。
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