入社式や総会の講話に対する感想レポートの書き方と例文

2017年6月30日レポート, 入社式

入社式や社員総会、内定式などで行われる講話や講演。そこでは、どのような内容が話されるのでしょうか。また、聞いた話に対して感想文やレポートの提出を求められることも少なくありません。その場合は、どのような文章を書けばいいのでしょうか。まとめてご紹介します。

新入社員に向けて行われる講話・講演例

入社式や社員総会での社長講話・講演では、どんな内容が話されるのでしょうか? 実際に有名企業のトップが講話・講演で話した内容をピックアップしてみました。講話・講演に参加される前に、これを見て心構えをしておきましょう。

社長講話での名言例①:好奇心と向上心を持て

我々にとって最も大切なのは、変化に絶えず敏感に反応する、変化を先取りするという意識を持ち、磨き上げる事だと思います。それでは変化に敏感に反応するには何が必要か。いくつか要素がありますが、私は大きく2つだと思っています。1つは好奇心、もう1つは向上心。この2つが変化に絶えず敏感に対応する要素ではないでしょうか。

住友商事 4月1日 入社式社長講話より

社長講話での名言例②:情報革命で人々を幸せに

全社員からこの30年何をどうしていきたいのかというプレゼンをしてもらいましたけども、本当に私がうれしかったのが、全てのプレゼンの中に、想いとして、人々の幸せに貢献したい、このことが中心に据えられている。もちろん上場会社ですし、一般の企業でございますので利益もあげなきゃいけない、新しい商品も出さないといけない、料金競争もしなきゃいけない、というのは現実ではあります。しかしその現実のためだけに人生をすごしたのでは、なんのための人生だ、ということだと思います。私たちはたったひとつ、何をなしたいのか。情報革命で人々を幸せにしたい。その1点であります。

ソフトバンク 新30年ビジョン発表会より

社長講話での名言例③:これから凄い革命が

例えば携帯電話ひとつとってみても、やはり革命的だ。10年前には極少数しか存在していなかった携帯電話が今では、当然のように全新入社員がもっているし、ほとんどのビジネスマン、主婦、大学生が所有している。 長い歴史の中からみれば たった10年でのこの変化はやはり革命的。今や、携帯電話の「電話」はとった方がよくて、メール送受信機であり、Web閲覧機であり、音楽プレーヤーであり、財布であり、電車の切符であり、電話は機能の一部でしかない。 そしてこれから3年くらいの間は、番号ポータビリティ制などの導入で 日本の携帯市場は大激戦が繰り広げれられる事になる。激しい競争がおこれば、更に優れた機器やサービスが生まれる可能性が高い。さらに凄い革新が起こると思う。

IT企業経営者松田敏孝 新入社員への講話より

講話・講演後の感想文やレポートを書くコツ

新入社員は、入社式や社員総会での講話・講演を聞いた後にレポートを書かなくてはいけない場合が多いようです。講話・講演の感想文やレポートの書き方のコツをまとめました。

感想文やレポートは研修直後に書くのが一番早い

入社式や社員総会での講話・講演でのレポートは、熱い思いがある研修の直後に書くのが一番です。まず、話された内容を覚えておきましょう。

そして、話を聞いている途中ですでに何を書くべきかがまとまっている状態が理想です。そのつもりで聞いていれば、講話や講演の際のメモの取り方も、それを前提としたメモの取り方に変わるはずです。

感想文やレポートは自分自身をアピールする場と考える

講話・講演の感想文やレポートは、自分自身をアピールするつもりで書きましょう。そして、要約や感想を初めに書くのがポイントです。そこから関連付けて、「自分はこうしたい」ということを述べます。

「こうしたい」というのは、会社の役に立つことでなければなりません。なので感想文は、できるだけ具体的なものにしましょう。「こうしたい」というのを自分の経験、学校で学んだこと、生い立ちなどから結び付けられれば、一層説得力が増しますよ。

感想文の文例

では、次に入社式や社員総会で新入社員として、講話・講演を聞いた人々の感想文の例を見てみましょう。講話・講演を聞いて大いに感動したり、ためになったと感じた例文が多いです。では見ていきましょう。

社長講話を聞いた感想文例①:有意義で貴重な時間

入社式や社員総会で話し終わった後に新入社員のみんなを見ると、緊張して顔が強張っていました。 社長の今までの経緯や、困難、成功の話などを聞かせ頂きました。社長はみんなに「困った事があったらいつでも相談に来い」と言っていました。そして、質問コーナーでは色々な質問をぶつけて予定時間を大幅に過ぎましたが、みんなには大変有意義で、貴重な時間になったと思います。玉屋の誇れる所は?という質問には玉屋の財産は『人』です。と社長が満面の笑みで答えていました。

社長講話を聞いた感想文例②:教わらない事が学べた

入社式や社員総会では、仕事の大切さ、人生にとって大切なもの、最後の方には社長の熱い語りなどが入っておりとても勉強になりました。中々、学校で教わらない事もあり、自分なんかは親に教わった事も無いような事まで学べた2時間となりました。

社長講話を聞いた感想文例③:理想の職場

社員総会では社長の講話があり、温かさと余裕の中に知が溢れている人柄がとても素敵で魅力的。もう会うことないかもしれないからしっかり拝んでおいた。秩序や規律が厳しい会社は私にとって理想の職場だ。

まとめ

入社式や社員総会で社長や役員が新入社員に向けて講話や講演をする意味について見ていきました。社長の講話・講演は、新入社員に向けてメッセージを送る貴重な機会です。会社の方針や新入社員に求められていることなど、重要な内容が話される場合もあるので、しっかり聞いておきましょう。今回紹介した感想文やレポート例文を参考にしてください。

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2017年6月30日ビジネス

Posted by BiZPARK