新入社員の4月の給料は満額もらえる?支払われる時期と金額
社会人になって初めてのお給料。それは感慨深いものがあることでしょう。そんな新入社員の初任給はいつ頃もらえるものなのでしょうか。
初任給はいつ支払われるの?
通常、給料は1ヶ月に1回、会社が定めた日に支払われます。新入社員の皆さんも他の社員同様、このルールに則って初任給が支払われます。例えば給料計算をする際に、「毎月月末締め、翌月の25日払い」としましょう。
例えば、「10日締め、当月25日払い」であれば、4月1日〜4月10日まで働いた給料が4月25日に初任給として給料が支払われます。
初任給が4月に支払われない場合もある
新入社員なら誰もが楽しみにしている初任給。ですが、中には4月中に給料が支払われないケースもあるのです。
それも会社の締め日・支給日が影響しています。会社が給料の支払い方法を、「当月10日締め、翌月末払い」としている会社の場合、4月10日まで働いた給料が5月末に支払われるため、新入社員の場合、約2ヶ月間、給料の満額が出ない状況も大いに考えらえれるのです。
初任給は満額もらえる?
やっと初任給がもらえたと思ったら、自分が思っていたよりも金額が低い。給料って満額もらえるものではないのか、もしかして会社にピンハネされてるのではないか、など不安が頭の中をよぎる新入社員もいるでしょう。しかし、それは気のせいではありません。もらった初任給から色々なものが引かれるので、実際の手取り額は給与額より少なくなります。
初任給の満額支給は会社による
初任給で満額もらえないケース、それは会社として給料を固定給で支払わない場合です。会社が給料の支給において就業規則で固定給で支払いとしていない場合、初任給で満額支払われることはないでしょう。 また初任給に限らず、稼いだお金は満額もらえるものではなく、月々給料からの控除分があります。 控除される項目を以下に挙げてみました。
【控除項目】
■健康保険料
■厚生年金
■雇用保険料
■所得税
初任給を20万円と仮定して、健康保険料は約1万円、厚生年金は約1万7千円、雇用保険は料率の0.5%ですので、1千円になります。このような控除でトータル約3万円ほどかかります。新入社員の皆さんは、給料は満額もらえるものではないという点を心得ておきましょう。
そもそも、新入社員がかけられる生活費の内訳は?
そもそも、新入社員は1人暮らしで生活費にどれくらいのお金をかけられるのでしょうか。その内訳を紹介していきます。
新入社員の生活費の内訳
【内訳】
■食費・・・5万円
■家賃・・・5万円
■通信費・・・6千円
■水道・光熱費・・・5千円
■交際費・・・1万6千万円
■生活消耗品費・・・5千円
■小遣い・・・1万5千円
計)14万7千円
※「家賃」は住む場所や間取りによっても異なってきますが、新入社員が1人暮らしをする際にかかる、相場を独自調べに微調整を加え算出させていただきました。
生活費は約15万円は必要
先ほどは、新入社員の生活費の内訳をざっと挙げてみました。家賃の他にも、「光熱費」は季節によって変動されるものですので、夏冬は人によって大きく変わる可能性が高いです。また、食費は大幅に節約できるポイントでもありますので、節約方法を考えてみてもいいかもしれません。
まとめ
今回は、新入社員の初任給について支払われる時期や金額について見てきました。いかがでしたでしょうか。新入社員の初任給の支払いは、会社によって支給日が異なるため、4月にもらえない場合もあります。また、新入社員の初任給は一般的に大卒で20万円くらいです。1人暮らしの場合、生活費に15万円ぐらいはかかります。生活するには何かとお金がかかるので、きちんと計算してシミュレーションしておきましょう。
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