口答えはNG?上司に言い返す時の注意点
そもそも口答えって何なの?
そもそも口答えとはどういった行為を表すのでしょうか。具体的な例を示しながら見ていきたいと思います。
自分の日頃の行いと比べてみてください。自分はそんな経験ないと思っている人も、もしかしたら何か身に覚えがあるかもしれません。
口答えとは「目上の人の言葉に言い返すこと。また、そのような返答」
まず、どういった言動が口答えになるのかについてですが、この口答えを辞書で引くと、
「目上の人の言葉に言い返すこと。また、そのような返答」とあります。つまり、子供が親に対して言い返すことも口答えですし、職場の場合は上司や先輩、もしくは年上の人が言った言葉に言い返すことが、口答えにあたるようです。
上司の発言に対して口答えをする具体的なシーン
例えば、「このレポート来週までに仕上げて提出して」と上司に言われ、「来週までは無理です」と即答する。上司は十分可能だと考えて来週までと指示しているため、部下の返答を口答えと取ってしまうでしょう。
部下からしてみれば無理だから無理って言っただけなのに…と思うかもしれませんが、これも立派な口答えなのです。
上司に口答えとは思われず、わだかまりなく伝わる言い方
では、上司の発言に対して言い返したい場合、どのような言い方をすればわだかまりなく伝えることが出来るのでしょうか。先に挙げた例を参考に考えてみたいと思います。違う場面でも応用してみてください。
なぜそう考えるのか、理由を述べ納得してもらう
先に例で出てきたレポートの返答について、「来週までは無理です」と答えるのではなく、「緊急で対応しなければならない○○の仕事があるため、来週までは無理です」と返答すれば上司も納得し、納期を調整してもらえ、決して口答えしたとは思わないはずです。
このようにちょっとした工夫で口答えが口答えではなくなることもあります。
上司や先輩への口答えはいけないこと?
これまでの内容から口答えは必ずしも悪いことではないと思いませんか?
もちろん、上司の注意に対して明らかに自分が悪いのに言い訳じみた口答えをすることは良くありませんが、先の例のように必要な場合もあるのではないでしょうか。
普段から自分の意見を述べる習慣をつける
上司の考えにいつも賛成できるわけではないはず。違う人間なのだから部下だって違った意見を持つのも当たり前です。
しかし、いつも腹にためていては、いざ意見したいときに言い辛いでしょうし、上司に対するインパクトも大きくなってしまいます。
それを避けるため普段から自分の意見を伝えるようにしておくといいと思います。
また、以下のような「口答えをしたことがある」人たちの「口答えの心得」も参考にしてみましょう。
口答えの心得とは↓
ここでは、上司への口答えの心得をネットで調べてみたものを紹介していきます。
ネットでの声では、
「淡々と論理的に説明する。いつもよりも低いトーンで」(27歳/マスコミ・広告/秘書・アシスタント職)
「嫌みにならないように、いやらしい言い方をせずにストレートに気持ちを伝える」(26歳/印刷・紙パルプ/営業職)
上記のように、上司に対して必要であれば、しっかりと口答えをしている人は結構います。
その中で、大切なのは「こういう理由からこう思う」という説明をきちんと主張することのようです。
上司や先輩に対する口答えも時には必要です
いかがでしたでしょうか!?
今回は、上司の発言に対して口答えをすることの社会的な見解について紹介しましたが、
「口答え」と一口に言っても、そのパターンは多種多様です。意見を言っているだけでも言い方によっては口答えと取られてしまうこともあるようです。普段から自分の意見を発言する習慣をつけ、主張していれば、上司との会話も有意義なものになるのではないでしょうか。
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