有機溶剤作業主任者として就職したい人が知っておきたい講習の内容
有機溶剤作業主任者は閉鎖空間で有機溶剤を取り扱える人
就職先の前にまずは、有機溶剤作業主任者がどういった資格なのか確認しておきましょう。有機溶剤作業主任者とは、閉鎖空間で有機溶剤を取り扱うための資格です。有機溶剤の正しい使い方や知識について一定水準を満たしている者のみに与えられます。有機溶剤作業主任者として就職するには、資格を取得しなければいけません。就職するためにも資格については確認しておきましょう。
有機溶剤を取り扱う職場からの需要は多い
有機溶剤作業主任者として就職したら、閉鎖空間で有機溶剤を使っても労働者が汚染されないように指導するのが仕事となるでしょう。就職先については、メンテナンススタッフ、化学メーカー、塗装業などとなります。もちろん、上述した就職先以外にも資格で取り扱う化学物質を用いる職場から需要があるでしょう。就職を考える方は、有機溶剤の知識をしっかり身につけておくのが大事です。
有機溶剤作業主任者になる方法は試験の合格と講習の受講
有機溶剤作業主任者には受験資格が設けられていないため、就職を考える方の誰にでもチャンスがあります。しかし、試験だけでなく講習を受講しなければ就職することはできません。講習は毎月1回程度行われています。就職を考える方は、日程を確認して取得を目指しましょう。
2日間にわたって講習と修了試験が行われる
有機溶剤作業主任者の講習内容について見ていきましょう。有機溶剤作業主任者の講習は2日間、行われます。就職を目指す方は以下の講習、修了試験をしっかりとこなしましょう。
・健康障害及びその予防措置に関する知識について4時間
・関係法令について2時間、作業環境の改善方法に関する知識について2時間
・保護具に関する知識について4時間
・修了試験1時間
主催協会に連絡すれば有機溶剤作業主任者の受験ができる
有機溶剤作業主任者として就職を目指すなら、講習の受講方法や受験料を確認しておきましょう。まず有機溶剤作業主任者の受講料ですが、だいたい12,340円程度となっています。テキスト代は別です。有機溶剤作業主任者の資格を受験したい場合には「一般財団法人 労働安全衛生管理協会」や「公益財団法人 東京労働基準協会連合会」に連絡を入れて講習・試験の申し込みをしましょう。それが有機溶剤作業主任者として就職する第一歩です。
講習をしっかり受ければ合格できる試験
有機溶剤作業主任者は、講習と修了試験からなる試験です。それもあって合格率は高くなっています。よって、講習の内容とテキストを確認しておけば修了試験には無事合格できるでしょう。ですから、油断せずにきちんと授業を受け、将来の就職に役立てると良いでしょう。
有機溶剤作業主任者として就職するには講習の受講と修了試験の合格が必要
有機溶剤作業主任者として就職をするには、資格の取得が必要です。その方法は講習の受講と修了試験の合格となっています。2日間、しっかりと講習を受けて勉強すれば難しくはないでしょう。就職後も必要な知識ばかりですので、しっかりと学ぶのが大切です。
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