コミュニケーション能力の高い人になるために声を使い分けるコツ

2016年12月7日コミュニケーション

抑揚をつける

同じように話をしていても、棒読みで話す人と抑揚がありメリハリがある人とでは、話の盛り上がり方が違ってきます。棒読みの人は何を考えているのか相手に伝わりにくいため、警戒心を抱かれてしまう傾向にあります。一方抑揚をつけて話をするとその人の感情が分かりやすく、相手も共感することができるため心の距離が縮まりやすくなります。

抑揚をつけるといってもあまりにネガティブな話を盛り上げるために使うのでは、好印象を与えるという意味では効果も半減してしまいます。話をする時には、自分が相手に伝えたいと思うところで少し声を大きくしましょう。そうすると、ぐんと相手を引き込むことができます。更に笑顔で話すと自然と声が明るくなります。あまり自分の話に興味を持ってもらえないという方は、ぜひ抑揚に気をつけながら話してみましょう。

声のトーンに気をつける

声のトーンに気をつける

真剣な話をする時や怒っている時は、みなさん自分の声のトーンが低くなるとお気づきですか。声のトーンによってその人の感情が分かります。声のトーンが明るいと聞く側も明るい気分になれます。と言ってもずっと声のトーンを上げて話すのはしんどいですし、聞いている方も耳障りです。話の語尾の声のトーンを上げるよう意識してみてください。特に顔の表情が見えない電話での応対は、声がすべてです。子供の頃電話に出る時だけ母親の声が変わる、という経験を誰しも体験していると思いますが、お母さんたちはとても理にかなった行動をしていたわけです。電話で話す時には相手に好印象を与えるために、いつもより意識して話をしましょう。

また相手の話を聞く時も、声のトーンが大切です。話す時は気をつけていても、聞く時は見逃しがちなポイントです。いくらうなずきながら聞いたりタイミングよく相槌をうっても、声のトーンが低いと話をしている方も話しづらくテンションが上がりません。

リズムと強弱で相手を引き込む

英語はリズムが大事と一般的に言われています。学生時代、英語の授業でアクセントに気をつけて読みましょうと習ったことを覚えていらっしゃいますか。日本語にはアクセント記号があるわけではありませんが、言葉に強弱を付けることはとても大切です。講演などで観客を惹きつける話をする方たちは、みなさん言葉にリズムと強弱があります。声のトーンと抑揚にこのリズムと強弱が加われば、鬼に金棒です。

例えば相槌を打つときにも「なるほど」の「なる」の部分を強調することで、共感しているような印象を与えます。まただらだらと話すのではなく、適度に区切ることでリズムが生まれます。難しいことではありません。小学校で作文を書く時に「。」と「、」の使い方を習いますが、全くその通りです。話すのが苦手だという方は、一度あなたが話している通り書き出してみてください。きっと「。」と「、」を効果的に使えていないのではないでしょうか。

声を制して会話を制すと高いコミュニケーション能力を得られる

声を使い分けることによって、声にも表情が出てきます。あなたも話す時の声を上手に使い分けて、高いコミュニケーション能力を身につけてください。

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2016年12月7日ビジネス

Posted by BiZPARK