30代からの就職に役立つ資格とスキルとは

2017年6月26日2020年3月31日資格

30代からの就職・転職に役立つスキルとは

30代は社会人として、即戦力と見られるのが一般的です。つまり、30代からの就職・再就職では「仕事に生かせる有用なスキル」が求められるのです。では実際に、どのようなスキルがあれば役立つのでしょうか？

PCスキルはどこにいっても役立つ

PCスキルは、今やどんな業種の会社においても必要不可欠といえます。WordやExcelは元より、PowerPointやPhotoshopまで、様々なスキルがあればあるほど企業に重宝されます。

30代からの就職を考えた際には、最低限として中級程度のスキルまで到達できるように心掛けましょう。

管理職としての実績も活かせるスキルになる

30代の就職・再就職において、同業他社からのステップアップなどを考えている人は、20代での勤務経験が採用に大きく左右されると考えましょう。

同業での勤務経験が長く、そのスキルが高ければ高いほど、即戦力として見られるので就職が有利になるのは当然ですよね。

逆をいえば、その経験がある人は就職で生かせるスキルといえます。また、どこでも通用する強みを持っている人は価値が高いと見られます。例えば、リーダーとして後輩の指導に当たっていた、プロジェクトを一から作り上げた、など30代までに積んだ実績を見直してみましょう。

一般的に「仕事で役立つ」といわれる資格の種類は？

資格があるかないかは、就職や転職で有利といわれています。しかし、30代からの就職を考えた際は、何でも持っていればいいという訳ではありません。 これから、資格を取得して転職を考えている30代の方は、どのような資格が就職に有利になるのか、確認しておきましょう。

「国家資格」や「公的資格」は就職に有利！

一口で資格といってもその分野はさまざまです。その中でも国家資格や公的資格は、就活に有利とされています。国家試験は、国が定めた規定のもとで実施される資格試験で、高度な知識や技術が求められ、取得までにも長いスパンを要するものが多い資格です。

カラーコーディネーター検定やケアマネジャー、日本漢字能力検定など文部科学省といった官庁・大臣が認めた公的資格も、就職するにあたり役立つものがたくさんあるのです。

30代からの就職・転職に役立つ資格とは

先に述べたように、就職に役立つ資格についてはお分かりいただけたでしょう。では、30代からの就職・再就職で役立つ資格とは何でしょうか？

最後に、その点について見ていきす。

介護関連の資格があれば30代でも高確率で就職できる

高齢化社会の影響で今後さらに求人が広がるであろう介護業界。具体的には公的資格である「ホームヘルパー」や国家資格である「介護福祉士」「社会福祉士」などがあります。

これは、介護業界では非常に強みになる資格で、それは30代からの就職でも同様です。

また、こういった資格を持っていると年収アップも期待できます。簡単な資格とは言えませんが、30代の就職・再就職に有利な資格であるのは間違いありません。

「簿記検定」や「宅地建物取引主任者」も役立つ

その他にも、30代からの就職に役立つ資格はいくつかあります。

まず、経理や事務職で有利な「簿記検定」は、2級以上を持っていれば再就職に生かせます。

建築・不動産関係であれば「宅地建物取引主任者」。

人事労務・社会保険の分野は「社会保険労務士」。

これらは、業界が限定されるものの専門性が高く即戦力と見なされる資格でもあるので、30代からの就職・再就職に直結するといえる資格です。

30代からの就職や転職に役立つスキル・資格を参考にして就活を有利に進めよう！

30代からの就職・再就職となると、多くの人が難しさを感じるもの。しかし、過去の経験から培ったスキルを生かせる場所は必ずあります。まずは、「強みとなる自分のスキル」を明確に見極めましょう。それが、就職・転職のスタートです。

そして、未経験業種に挑む人は資格の取得を検討するのが吉です。有利な資格が一つあれば、就職への道のりがグッと短縮されるでしょう。資格を取得することで知識も深まり、自信を持って再就職に挑戦できるはず。仕事に対する理解も早くなりますよ。