2級土木施工管理技士の少し変わった知っておきたい資格取得方法
土木施工管理技士は土木現場で働く業者をまとめることが仕事
土木施工管理技士とは、土木現場で働く様々な業者が安全に労働できるようにまとめるのが主な仕事です。土木施工管理技士の資格には2級と1級があり、2級では責任の大きい仕事などを任せてもらえるようになり、1級では現場監督として活躍できます。ですので、土木施工管理技士の資格は昇進に近づく大きな武器になるといえるでしょう。また、転職や就職で土木現場を目指している方にとって、取得していると優遇される資格となっています。
実務経験が必須で年数にも違いがある
受験には「実務経験」が必要です。学歴により、必要な実務経験が異なります
◆大学・専門学校「高度専門士」
指定学科卒業:1年以上の実務経験が必要
指定学科以外を卒業:1年6か月以上の実務経験が必要
◆短期大学・高等専門学校・専門学校「専門士」
指定学科卒業:2年以上の実務経験が必要
指定学科以外を卒業:3年以上の実務経験が必要
◆高等学校・専門学校(高度専門士と専門士以外)
指定学科卒業:3年以上の実務経験が必要
指定学科以外を卒業:4年6か月以上の実務経験が必要
在学中に学科試験を突破することがベスト
土木施工管理技士は、1級・2級ともに、実務経験を積み、筆記試験と実技試験の両方に合格して、晴れて資格取得となります。上記のように学歴と実地経験によって受験資格は得られますが、学科試験のみの場合、在学中に受けることができます。
在学中に学科試験に通った人の声
在学中に学科試験を突破しておいて良かったです。
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学科試験だけでなく実地試験に受かる必要もある
上記でも少し触れましたが、土木施工管理技士2級は学科試験だけでなく実地試験にも受かる必要があります。学科試験、実地試験ともに60%以上の得点が必要です。実地試験会場は全国19地区となっています。独自調べによると、土木施工管理技士2級の平成27年度の学科試験合格率は約65%、実地試験合格率は35%でした。
土木施工管理技士2級の資格取得方法は実務経験がある上で学科・実地試験に合格する必要がある
ここまで、土木施工管理技士2級の資格取得方法についてみてきましたが、いかがでしたか。土木施工管理技士2級には実務経験が必須であり、その上で学科試験と実地試験を合格しなければなりません。合格率は決して高いとは言えませんが、土木現場においては非常に重宝される資格となりますので、挑戦してみてはいかがでしょうか。
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