会社から退職に追い込まれそうな時にやるべきこと|自己都合で解雇される危険性
退職したくないのに、退職に追い込まれる現実
今の職場への不満は全くないのに、ある日突然、出向を命じられたり、思わぬ部署への異動などにより、自分がリストラの対象であることを初めて知ることがあります。今の日本の企業は、どこも安定していて将来も有望であるという場所はほとんどありません。できれば、今の業務かつこの職場で、定年までがんばろうと一生懸命仕事に打ち込んでいたとしても、突然にその日はやってきます。現在は、何千人、何万人という単位でのリストラを余儀なくされている企業も多いので、自分がその対象になったとしてもついていないな、運がなかったなと思う程度にとどめておきましょう。リストラの対象になると、自分自身が無能なのではないかと悩む人がいますが、そんな必要は現代ではあまりありません。
会社の対応には冷静に対応しましょう
今までがんばってきたのにという思いから、腹立ち紛れに退職を願い出てしまう人もいますが、それは間違いです。きちんと会社との話し合いや、資料などを証拠として残しておくことが必要となります。話し合いの際には、録音をしておくようにすると、言った、言わないという無駄なやり取りをしないですみます。また、会社側から辞めてほしいというような内容のことを言われた場合には、退職勧告なのか、解雇なのかをきちんと確認するようにします。また、会社側からの要望の時には、金銭的な保証も含めての話し合いが必要となりますので、自分の希望する内容でなければ、話し合いを保留にするなどの対応も必要となるのです。とにかく、会社とは冷静に話し合い、どういった内容での退職をするのかを決めていきましょう。
自己都合の退職に追い込まれると、金銭的に不利な状態になる
会社側からの申し出なのに、自己都合退職に追い込まれてしまうことも多いです。しかし、自己都合の退職ですと、失業保険のお金もおよそ3ヶ月近く遅れての支払いとなるのです。金銭面でも不利な状態になるので、注意しましょう。
転職活動をしながら、退職に備えるのも賢いやり方
突然の出向や異動により、ほとんど業務がないような仕事を任されることもよくあります。精神的につらくなってしまいがちですが、時間がたくさんあるこの時期にこそ、転職活動をはじめてしまうのがいいでしょう。お金をもらいながら、会社で転職活動をするのも賢いやり方になります。
会社から退職に追い込まれそうになった時にやるべきことは内容の確認や証拠を残すなどの冷静な対応
ここまで、会社から退職に追い込まれそうになった際にやるべきことについてみてきましたが、いかがでしたか。退職したくないのに、退職しなければならない状況に追い込まれるということも、今の時代では増えてきました。対策を事前に知っておくことで、リスクに備えるようにしましょう。
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