投げやりな心にSTOP!少しずつ責任感を取り戻す5つの方法
投げやりな気持ち。誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか?「もうどうなってもいいや」という態度や気持ちは仕事だけでなく、生きていくうえでマイナスにしかなりません。そこで今回は、自暴自棄にならずに責任感を取り戻すための方法を紹介します。
ある日突然投げやりな気持ちになる
昨日まで真面目に働けていたのに、急に適当な態度になってしまう。職場の同僚にこのような人はいませんでしたか?そう、ある日突然に、人は投げやりな気持ちになってしまうのです。そして、他人ごとではありません。やる気が出ずにどうでもいいやと思う日々が続いているなら要注意です。もしかしたら、あなたも投げやりになっているのかもしれません。
仕事も態度もいいかげんに
一度投げやりな気持ちになってしまうと、それが態度に表れてしまいます。仕事もいい加減になり、すぐに手を抜いているのがバレてしまいます。そして何事にもやる気が出ないため、注意されているときも他人事のような反応しかできません。これでは相手から無責任な人間だと思われてしまうでしょう。
きっかけは人次第
人が投げやりになってしまうのはなぜでしょうか?その理由は人それぞれですが、何かしらのきっかけによってスイッチが入ってしまうのは、間違いありません。次の項目では、心が荒ぶりやさぐれた態度をとってしまう理由を探っていきます。
人が投げやりな気持ちになる理由
では、投げやりな気持ちになり、それが態度に出るようになる理由を見ていきましょう。仕事やプライベートでの衝撃的な経験が元で投げやりになったり、自暴自棄になったりしてしまうのです。
仕事で取り返しのつかないミスをする
真面目に全力で仕事に取り組んでいる人ほど、失敗することを恐れがちです。それが取り返しのつかないミスだった場合には、心が折れてしまいます。責任感が強すぎるゆえに、一度の失敗ですべてが終わってしまったという気持ちになるのです。だからもう頑張らなくてもいいという気持ちになってしまうのです。
仕事に終わりが見えない
どれだけ働いても終わりの見えない仕事や、個人の努力ではどうしようもないことに気づいてしまったとき、「どうでもいいや」と思う人も多いです。いくら努力しても報われないと知れば、それ以上頑張る理由もなくなります。
築き上げた地位を失ってしまう
努力して築き上げてきた組織での地位。それがあっさりと奪われてしまったとき、人は投げやりな態度を隠しきれなくなります。失態を犯したり新参者に出世で先を越されたりと理由は様々なものの、自分の存在意義を否定されたことに変わりはありません。ヤケクソになって必要以上に転げ落ちてしまいます。
大切な人との別れ
投げやりになってしまう理由は仕事だけとは限りません。プライベートにおいて大切な人との別れを経験した際に感じる、強い悲しみとストレスによっても引き起こされます。恋人や家族など大切な存在との離別によって、この世界で生きる意味を見失ってしまうのです。
身体や心の病気になる
大きな怪我や病気によって満足に働けなくなった場合でも、投げやりな気持ちが加速します。今まで普通にできていたことが出来なくなることほど、ストレスに感じることはありません。うつ病などの精神疾患の場合も同様で、満たされない不自由な気持ちから、周囲に対して投げやりな態度をとってしまうのです。
いつまでも投げやりな態度でいいの?
ちょっとしたきっかけで人は変わります。特に今までの頑張りを否定された場合に顕著で、どうしてもやる気が起きなくなってしまうのです。人生は山あり谷あり。そのような瞬間が訪れるのは当たり前であり、投げやりな気持ちが態度として周囲に出てしまうのは仕方がありません。 ただし、それを長く続けていると、周囲から愛想を尽かされてしまう原因にもなりかねません。人はいつまでも自暴自棄ではいられないのです。
自分をより追い詰める原因に
いつまでもやさぐれた投げやりな態度で接していると、最初は親身に接してくれていた相手も離れていってしまいます。面倒臭い人だと思われるからです。誰からも構ってもらえなくなれば、投げやりな気持ちを発散することができずに不安ばかり抱えがちになるでしょう。
どうでもいいと思わない
どうしてもやる気が起きない時期は誰にでも訪れます。そのときは世の中なんてどうでもいいと思いがちです。思考が内面にループしてしまい、外側へ向こうとしないために起こります。 「どうせまた失敗するからどうでもいい」「一生病気は治らないからもう、どうでもいい」という、マイナス思考を断ち切るのは大変難しいものです。それでも、“どうでもいいまま”でいいはずがないと思いましょう。
自暴自棄でいられる期間は短い
落ち込んで自暴自棄になることは恥ずかしいものではありません。しかし、その状態でいられる時期は限られています。自分の社会的地位と経済的な理由によるものです。社会の一部になっている以上、他人に対して負うべき責任を果たさなくてはなりません。いつまでも投げやりなままでいるわけにはいかないのです。
少しずつやる気と責任感を取り戻そう
投げやりな気持ちから脱却するためには、少しずつ元の気持ちを取り戻すことが大事です。以前は抱くことができていたやる気や責任感を取り戻していきましょう。ここでは責任感を取り戻す5つの方法を紹介していきます。
方法①まずはゆっくりと休もう
自分の中にあるやる気のスイッチを見つけ出すのは大変です。人によって場所が違ううえに、どのタイミングで現れるかわかりません。だからこそ、まずはゆっくりと休むことが必要です。ゆっくりでもいいので、自分がやる気をなくした理由を思い出してみてください。それを克服しようとする気持ちが大切です。
方法②人の厳しさと優しさに触れてみる
投げやりな態度で接してしまった人に対して、一度ちゃんと謝ってみましょう。そうすることで相手もより深い理解を示してくれるかもしれませんよ。中には力になってくれる人もいるでしょう。そんな人の心の温もりに触れてみてください。そして、厳しく注意してくる人もいるでしょう。そんなときも、人の厳しさの中にある優しさも受け入れてみてください。これまでのやさぐれた態度を詫びることで、道は開けます。
方法③自分の今とこれからを考えよう
自分がこれからどうしていきたいかは、自分の心に問いかけるのが一番です。人の意見を参考にしつつも、自分の内面にまで目を向けてみましょう。すぐに答えが出せないときは旅をするといいですよ。知らない土地の空気に触れることで、ありのままの自分と出会えます。そこで感じた気持ちこそ自分の本心かもしれません。
方法④自分がどうしたいのか問いかける
自分の心を整理できたなら、後はひたすらに頑張るのみです。新しく生まれ変わった気持になりましょう。投げやりだったころの自分よりも一歩先に進むことができたのなら、それは成長であり進化ともいえます。苦労を乗り越えたときにこそ、人は強くなれるのです。
方法⑤生まれ変わった気持で頑張ってみる
投げやりな気分が晴れたとしても、状況を変えられないことがあります。それは、すでに信用を失ってしまっている場合です。自分が取った投げやりな態度によって上司や同僚を傷つけてしまったのなら、その溝を修復するのは非常に難しいでしょう。これまでに積み重ねてきた以上の努力が必要になるかもしれません。そうなれば、環境を変えてしまうのも1つの方法です。
投げやりな仕事しかできないなら環境を変える
元の環境での人間関係が修復不可能な場合は、新天地を目指してもよいでしょう。しかし、転職先はなかなか決まらないかもしれません。そんな状況でも焦って投げやりにならないでください。無職になってしまえば経済的にも困窮します。焦りと不安によってさらに追い詰められてしまいます。
転職先が決まらなくても投げやりにならない
投げやりな気分が晴れたとしても、状況を変えられないことがあります。それは、すでに信用を失ってしまっている場合です。自分が取った投げやりな態度によって上司や同僚を傷つけてしまったのなら、その溝を修復するのは非常に難しいでしょう。これまでに積み重ねてきた以上の努力が必要になるかもしれません。そうなれば、環境を変えてしまうのも1つの方法です。
転職エージェントの利用でスムーズに
これ以上追い詰められるのは避けたいところ。そこで、転職エージェントを利用してみましょう。非公開求人をはじめ、1人で活動していては知ることのできない、多くの情報が手に入ります。その中で自分に向いていると思う仕事を紹介してもらうようにしてください。そういった方法も、二度と投げやりにならならずに済むために、大切です。
投げやりな気持ちは一時的なもの!少しずつ昔を思い出して責任感を取り戻そう
何事もうまく行かずに投げやりな気持ちになってしまう状況は、誰にでも訪れるものです。いわば通過儀礼と割り切って考えましょう。問題はそこからいかに早く立ち直るかです。 ガラスの少年時代とは違い、いつまでも自暴自棄ではいられません。社会人として必要な責任感を思い出し、少しずつ元のやる気を取り戻していきましょう。
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