職場で腹が立つ理由とイライラを抑える方法7つ
会社で腹が立つ瞬間
仕事をしていると思わず「腹が立つ!」なんて場面があるのではないでしょうか。しかし、社内での人間関係が円滑でないと、仕事に支障をきたす可能性があります。そんなときのために、イライラを抑える方法を知っておきましょう。 まずは、会社で腹が立つ瞬間をいくつかご紹介します。
膨大なタスクを振られたとき
あなたの会社に理不尽な上司はいませんか?理不尽な上司は、いきなり仕事を押し付けたり、膨大なタスクを課してきます。「定時前に『これ明日前に仕上げて』って…。朝分かってたことを変える間際に言うなんて…。しかも終わらない…」「明らかにキャパを越えてるのに、仕事を平然と振ってくる上司は、定時に帰ります」タスクばかり課せられると「いい加減にして!」と腹が立つこともしばしば。残業しても仕事は終わらず、疲れだけが残ってしまうなんてこともあります。
理不尽に叱られたとき
会社には理不尽に叱ってくる上司が存在します。ただイライラの捌け口にされているような気もしますよね。 「頼まれたことをやっただけなのに『首を突っ込むな』と言われた。指示がコロコロ変わるのは困る」「上司が間違っていたので指摘したら、『間違っていない』『口答えするな』と言われた」こんな理不尽な上司がいると、会社に行きたくなくなります。ストレスが溜まって心身に影響がでるケースも少なくないようです。
正しい評価を得られなかったとき
一生懸命仕事をしたにも関わらず、正しい評価を得られなかったら腹が立ってしまいます。 「結果も出して成績も好調。なのに評価してもらえないなんて!」 「効率良く仕事をして人よりもタスクをこなしてるのに、だらだら仕事している人の方が評価される」 仕事をしている人にとって、昇進や給料に関係する会社の評価はとても重要なものです。ところが仕事ぶりに見合った評価をしてもらえないと「なんでだ!」と不満が募り、仕事へのやる気がなくなってしまうことも少なくありません。
なぜ腹が立つのか?
職場で腹が立つなら、必ず何らかの原因があります。怒る相手に非があったり、イラつきやすい自分に問題があったり。もし腹が立つ出来事に遭遇してしまったら、まずは原因を考えてみましょう。
相手の立場になってみる
腹が立ったとき、まずは自分に問題がないか考えてみましょう。その時、相手の立場に立って物事を考えてみてください。 例えば相手が叱責してくるなら、自分自身の仕事でのミスはないか?または接する態度に問題はないか?など振り返ってみましょう(※決してネガティブに考え込んではいけませんよ)。 もしも落ち度があると感じたのであれば、改善へと繋げていきましょう。そして腹が立つ状況も改善して、スムーズに仕事ができる環境を作っていけると良いです。
腹が立っても相手にしない
相手に叱責されて腹が立つときは、いっそのこと相手にしない方がいいかもしれません。相手に刺激されてイライラしてしまっては、相手のレベルに合わせることになります。心の中でそっと「この人はこんな性格だから仕方がない」と、割り切っておきましょう。
怒りをコントロールする方法
①:その場を去る
職場で腹が立つことがあってイライラが収まらないときは、まずその場を立ち去りましょう。そうしなければ一層、腹が立つだけです。冷静さを取り戻すためにも、その場を少しの間離れて、気持ちが落ち着いてから戻ってみてはいかがでしょう。
②:紙をビリビリ破く
「会社で理不尽なことを言われて腹が立つ!」なんてときは、うっぷんを紙に書きだしてみましょう。「上司のこういうところが嫌だ」「同期の言い方に腹が立つ!」などのように、ムカつくことを書き出すのです。 そいて書いた紙を破いてみてください。ビリビリと思いのままに破くと、怒りが収まっていきます。物を壊すよりも経済的で気軽にできるのでオススメです。
③:とりあえず寝てみる
もし会社で腹が立つことを言われたなら、とりあえず寝てみましょう。寝ると成長ホルモンが分泌されるので、安定した精神へと働きかけてくれるのです。お昼休みのときに少し寝るだけで効果を得られますよ。 また、睡眠時間が不足していると腹が立ちやすいと言われているので、いつもより早めに就寝するようにするといいかもしれません。
④:数を数えて深呼吸
人間は腹が立つ出来事に遭遇すると体からアドレナリンが分泌され、怒りのボルテージが増えていき、だんだん怒りが抑えられなくなるのです。しかし、このアドレナリンが持続する時間は4~6秒と言われています。という事は、たった6秒間我慢すれば怒りは収まっていくのです。 その時にオススメなのが、数を数えながら深呼吸をすること。深呼吸は精神を落ち着かせてくれる効果があるので、もし腹が立つことに遭遇してしまったら、ゆっくりと深呼吸しながら6秒数えてみましょう。
⑤:体を動かす
腹が立つときは体を動かしてみましょう。軽い散歩や適度な運動は、頭や体をリフレッシュさせてくれます。またリンパを流すマッサージもオススメ。嫌な気持ちを発散させていきましょう。
⑥:あまり深く考えない
仕事が手につかないほど腹が立つときは切り替えが大事。かといって、なかなか切り替えられないときもあります。 そんな時は、深く考えこまず「ま!いっか!」と見切りをつけてしまいましょう。考えたってイライラするのは自分です。腹が立ったとしても明るくポジティブに、そして気楽に考えていきましょう。
⑦:友達に話す
イライラしているとき、腹が立つ原因に頭を悩まされます。そんなときは、一人で抱え込まないよう注意しましょう。一人で抱え込んでも解決せず、ストレスが溜まっていく一方。もしも一人で嫌な思いを抱え込んでいるなら、仲の良い友達に話しを聞いてもらいましょう。話すだけで気分が晴れていきます。
怒りが収まらないときのNG行為
①:感情に任せること
いくら腹が立つからと言って感情に任せるのはNGです。感情に身を任せると思ってもないことを言ったり、つい強い口調になってしまいます。しかし感情に任せていると、取り返しのつかないことになりかねません。百害あって一利なしです。
②:周りへの八つ当たり
腹が立ってイライラしていると、つい周りの人に当たりがちになってしまいます。当たられた人からしたら、たまったものではありません。周りを不快な気持ちにさせるだけです。 また、周りの人に当たってしまうと「レベルが低く、幼稚な人」と思われてしまいます。評価を下げないためにも、社会人としてスマートに怒りを解消する方が先決ではないでしょうか。
③:我慢し続けること
感情的になっても良い事はありません。しかし我慢し続けるとストレスとなり、自分自身が苦しくなってしまいます。ストレスを溜めないよう、解消方法を参考に発散していくようにしてください。
もしも万策尽きたときは?
会社の人事に相談
もし会社の人に腹が立つとき、その原因が「部下が仕事をしない」「上司に不条理な叱られ方をする」など、相手にあったとしましょう。そのときは、一度会社の人事に相談してみるのも手です。人事の人に相談するとチーム編成を変えてくれたり、相手に注意喚起してくれるかもしれません。
直接本人に注意する
腹が立って仕方がないときは、直接相手に注意するのも一つの策です。しかし、決して感情的になってはいけません。あくまでも論理的に注意していきましょう。「AなのでB」のように注意するのがオススメです。 例えば、理不尽な怒られ方としたときは「今後、指示漏れがあると同じことが起きてしまい、チーム全体に迷惑をかけてしまうので、今一度指示と担当者のタスクを確認していただけますか?」のように冷静で、論理的な指摘をしていきましょう。感情的に指摘するのではなく、仕事への提案として注意を仰ぐようにしてください。
職場環境を変える
もし人事の人に相談しても、直接本人に注意したとしても腹が立つ状況が続くのであれば、職場環境を変えてみてはいかがでしょう。いちいち腹を立てていても気疲れするだけです。今の状況から脱して、次のステップアップに繋げることをオススメします。
職場で腹が立つことがあったとしても落ち着いて対応していこう
会社では色んなタイプの人が仕事をしているので、腹が立つこともあるでしょう。もし、職場でムカつくことがあったとき「イライラしないようにしよう!」「ムカつく気持ちは絶対我慢!」なんて、無理に抑えていませんか?腹が立つ出来事を我慢していると、ストレスとして蓄積されてしまいます。 ストレスを溜めないためにも、今回紹介したイライラを抑える方法を参考にしてみてください。それでも解決しないなら、いっそのこと転職をオススメします。自分に合った職場で、可能性を広げていきましょう。
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