仕事中にイライラしてしまった場合の対処法3つ【間柄別】
イライラさせる人の特徴8つ
①:仕事ができない
仕事によってはチームプレイが要求されます。そんな中、同じ目標に向かって仕事をしているのにも関わらず、仕事ができない人がいるのです。仕事が遅かったり、何度も同じミスを繰り返したり…。このように仕事ができない人は周囲をイライラさせてしまいます。 もちろん、入社したての新人社員は仕方がないかもしれません。しかし、キャリアを積んでいるはずなのに仕事ができないと「今まで何をしてきたの!?」と思われてしまいます。
②:だらしない
職場には見た目がピシッとしている几帳面な人もいれば、よれよれの服を着るような“だらしない人”もいるのです。だらしない人はデスクの上も散らかっているので、どこに何があるのか分かっていません。そして探しものが見つからないと、周りの手まで止めてしまい、職場の人をイライラさせてしまうのです。
③:人の話をきちんと聞かない
会議やミーティングで重要な話を共有しているのに、「聞いていませんでした」なんて言う人は周りをイライラさせてしまいます。もちろん、周りは「仕事の話はきちんと聞くべき」と思うもの。結果として、周りからは「人の話を聞いていない人=信用できない人」と定義付けられてしまうのです。
④:悪口や不満ばかりを言う
職場の話をしているときに、仕事の人の悪口や職場の不満を言う人がいます。楽しくもない職場の悪口は、誰も聞きたくありません。しかし悪口や不満ばかりを言う人は空気を読まず悪口を言い続けるので、聞いている人をイライラさせてしまうのです。
⑤:責任感が無い
社会人になると仕事に対する「責任感」が求められます。しかし、責任感が無い人は仕事をいい加減にこなすので、周りの人のフォローを当てにする傾向があるようです。責任感を持たずいい加減に仕事をこなしていると、フォローしている人達をイライラさせてしまい「あんな人と仕事したくない」と思われていくのです。
⑥:協調性がない
仕事とは多くの人との協力がとても大切です。そのため、一人ひとりに協調性が求められます。しかし協調性のない人は自分のペースで勝手に仕事を進めたりして、一緒に働いている仲間を振り回してしまいます。そして振り回しているのに気が付かず、余計に仲間をイライラさせてしまうのです。
⑦:知ったかぶりをしている
知らないことがあると「社会人なのに知らないなんて恥ずかしい…」と思って、知ったかぶりをする人がいます。結局何も分からないまま業務を続けると、何度も聞き返す羽目になって相手をイライラさせてしまいます。周囲からすれば、分からない事は素直に「分からない」と言ってほしいものです。
⑧:高圧的な態度の人
理由はどうあれ高圧的な態度をとる人は職場の人をイライラさせてしまいます。特に横暴な態度をとる上司は、部下から嫌われる傾向にあるようです。また横暴な態度をとっていると、相手の気持ちを察することができません。そのため、デリカシーのない人と思われてしまうのです。
こんなこともイライラする原因に
定時近くで仕事量が倍プッシュ
「今日は見たいドラマがあるから、早く帰りたい」そんなときは、普段よりも仕事を素早くこなして定時に帰れるように頑張っちゃいますよね。 定時が近くなってなんとか仕事が終わる目処がたったとき、「お、もう終わりそうじゃん。じゃあコレもよろしく」なんて上司から仕事を増やされたらどうでしょう。イライラしてしまうのも無理はありませんよね。定時近くで仕事を割り振るのは、{red:社員の士気を著しく下げてしまう}ので、部下がいる方は注意をしたほうが良いでしょう。
スケジュールが頻繁に変わる
仕事にはスケジュールがつきものです。多くの人は朝に一日のスケジュールを確認して、大体の優先順位を把握しながら行動を始めると思います。ですが、その一日のスケジュールが頻繁に変わるとしたらどうでしょう。 何かの作業をしているときに、「やっぱりこっちの仕事からやって」。急ぎで頼まれていた仕事だから大慌てで仕上げたのに「それ急がなくていいから、丁寧にやっておいて」。そんなことがあったら、イライラしてしまいますよね。自分が決めた予定を狂わされることにストレスを感じる人は、つらい職場になってしまうでしょう。
大変さを理解してもらえない
仕事内容によっては、自分ひとりしか担当していない業務もあるかと思います。そのような仕事の苦痛は、他人に自分の仕事の大変さを理解してもらえないことが多いでしょう。 ひとりだけしか担当者がいない業務は、仕事の規模事態は小さなものが多いです。そのため、何も知らない人から「その仕事楽そうで羨ましいな」なんて言われてしまうこともしばしば。規模が小さくても、責任はひとりにのしかかるため多大なストレスと戦わなくてはなりません。そのつらさを共感してもらえる機会がないと、無神経な発言にイライラしてしまうでしょう。
仕事でイライラするデメリット3つ
①:雰囲気が悪くなる
仕事中のイライラは顔や態度に表れ周りの雰囲気を壊してしまいます。想像してみてください。もしもイライラが爆発してしまって、相手に罵声を浴びせてしまったときには…。最悪な状況になりかねませんよね。 またイライラしていると周囲の人にも敬遠され、「近寄りがたい…」と思われ可能性があるのです。はたまた他の人にとっては、あなたがイライラの原因になるかもしれません。このようにイライラしている態度は周りの空気を悪くして、人間関係を壊しかねないのです。
②:体調に響く
仕事中のイライラが募るとストレスへと変わっていきます。このストレスがだんだん溜まっていくと、体調に悪影響となって現れる可能性があるため要注意です。仕事中のイライラは社内の雰囲気を悪くするだけでなく、自分の体調をも崩してしまうおそれがあるのです。
③:時間の無駄
不快な気分になってイライラが止まらないなら、一呼吸おいて考えてみてください。冷静になってみると、イライラしたって時間の無駄だと思いませんか?例えば仕事中にイライラしていると、その間は集中力が欠如するので効率が悪くなります。そう考えるとイライラしたって得られるものは何もありませんよね。無駄な時間を過ごさないためにもイライラしない方が賢明と言えるでしょう。
イライラする時の対処法【相手別】
仕事をしていると、毎日のようにイライラする出来事に遭遇します。仕事ができない部下や話すだけで疲れる同僚、そして態度がムカつく上司などなど。そんなイライラを解消するための方法なんてあるのでしょうか?
部下にイライラ!→完璧主義を辞める
仕事ができない部下、話を聞かない自分勝手な部下にイライラが募る日々…。もちろん仕事ができる人からすると、仕事ができない部下に対して苛立ちが募るものです。例えば仕事ができない部下に対して「前も説明したのに!!」「話を聞いてないの?」なんて、思うこともしばしば。しかし仕事ができない部下だって、あなたの態度を見てイライラしているのです。このままでは、悪循環だと思いませんか?
そんなときは、いっそのこと完璧主義を辞めてみましょう。何度も注意したって、仕事ができない部下は仕事ができないのです。まずは「この部下は仕事ができない」と割り切って、いつもより優しく接してあげましょう。そして部下に歩み寄ってみてください。するとお互いのわだかまりが解消されて仕事がスムーズに進むかもしれません。
同僚にイライラ!→距離を置く
一緒に働いている職場の同僚に、イライラした事はありませんか?もしも仕事仲間である同僚にイライラするのであれば、一定の距離を置いてみましょう。同僚は部下や上司に比べると距離が近すぎる可能性があります。そのため距離が近いせいで嫌な面が見えやすく、イライラが溜まってしまうのです。 もしもストレスが溜まりすぎて爆発しそうなら、ビジネスライクな挨拶程度の関係性を目指しましょう。そうするだけで一定の距離が保て、イライラしなくなります。
あくまでも仕事上の関係を築いていきましょう。
上司にイライラ!→おだてる
もしも職場で上の人にイライラするなら上司をおだててみてください。例えば、ムカつく上司は高圧的に仕事を振ってくるかもしれません。しかし、そこは落ち着いて「ありがとうございます。○○さんのおかげでスキルが身に付きます」と言ってあげましょう。すると上司は『自分のおかげで部下が成長した』と思い、悪い感情は抱きません。
しかしおだてた上司の中には、たくさん仕事を振ってくる可能性があります。そんな時でも「この仕事は○○さんがやるまでもないので、私が引き受けます」と言いましょう。そうするとあなたの実力がだんだん認められ、会社で評価されるようになります。 このようにイライラしたとしても上司をおだてた分、仕事をこなして職場での評価を上げていきましょう。
イライラしないは逆効果?
職場でイライラしたときに「ムカつかないようにしよう」「仕事中は落ち着く」なんて、自分に言い聞かせている人もいるようです。しかしイライラしないように感情を抑えようとしても、あまり効果はありません。イライラしている感情を律したとしても、実際にはストレスとして蓄積されているだけなのです。
もしも仕事を辞めたくなった場合
では、もしイライラしすぎて仕事を辞めたくなったらどうすればいいでしょうか?今の職場を退職したいと思ったら、まずは冷静になって考えてみましょう。怒りに身を任せていると、正しい判断ができません。そのため辞めたいと思ったら一息おいて、今後のことやイライラを解消する方法を考えてみましょう。
会社で立場が上の人に相談
また、仕事が原因でイライラするなら会社の人に相談してみましょう。そのときに相談する相手は上の立場の人がおすすめです。もしかすると部署異動が認められたり、仕事内容を調整してくれる可能性があります。すると今までのイライラが解消されて、職場環境が改善されるかもしれません。
転職を考えるのも手
会社の人に相談してもイライラが解消されない場合、いっそのこと転職を検討するのも手です。もしも転職を検討するのであれば、転職エージェントがおすすめ。転職エージェントは個人面談を行ってくれるので、あなたの希望にそった職場環境を紹介してくれるでしょう。 また転職エージェントは非公開情報をたくさん持っているので、求人サイトでは見つからないレアな求人を紹介してくれます。この機会にイライラする現状を変えたいならプロのエージェントに相談してみてはいかがでしょうか。
仕事でイライラするなら職場環境を変えてみよう
今回は、仕事中にイライラしてしまった場合の対処法をご紹介しました。イライラさせる人には様々な特徴があり、間柄によっても対処法が異なります。まずは相手を理解してイライラを解消していきましょう。それでもイライラが解消されない場合は、職場環境をかえる方がいいかもしれません。
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