資格なしが就職に与える影響と内定を獲得するためのポイント3つ|企業が新卒に求めるレベルもご紹介

2017年7月7日新卒, 資格

資格なしでの就職に不安を抱えている人は多い

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「就職したい」と考えた際に、資格なしというステータスをコンプレックスに感じている人は、意外と多いです。学歴社会の現実を前に、「資格なしでは企業にアピールできることがなく不利なのでは」と悩み、資格取得を検討している人は少なくありません。では、本当に資格なしの人は、就職活動において不利になるのでしょうか。本ページで、資格なしの就職活動について見ていきましょう。

医者・弁護士・調理師などは資格なしだと就職できない

就職活動において、学歴や資格が重視される場合はあります。 例を挙げると、大手有名企業の求人などで応募者が殺到する場合は、学歴や資格を採用基準にして人数を絞ることがあります。また、専門性のある医師や看護士などの職種では、資格がなければ業務がおこなえません。そのため、資格なしでは就職できないといえるでしょう。しかし、こういった例以外は、資格の有無よりも、応募者の人間性や適正の方を重視されることが多いようです。

営業・製造業・生産業などは資格なしでも採用されやすい

営業・製造業・生産業などは、資格なしの学生を多く採用している業界です。これらの業界が資格なしの学生でも積極的に採用する理由としては、「一から育ててスキルや経験を積んでもらおう」という考えがあります。ですので、志望先を決めかねている場合は、採用されやすい業界から選ぶのも、就職活動を成功させるための戦術といえるでしょう。

資格なしからの就職を成功させるためのポイント3つ

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資格というステータスがないと、志望先によっては不利になると分かりました。資格が必須の専門職を目指す場合は、大学へ入学して努力するしかありません。しかし、必ずしも資格が必要ではない企業の場合、ポイントを押さえることで就職が成功する可能性もあるでしょう。そこで以下では、資格なしからの就職を成功させるためのポイントをご紹介します。就職の成功率を上げるために、参考として見てください。

就職成功ポイント①:スキルや経験を積んでおく

1つ目に、スキルや経験を積んでおくことが挙げられます。例えば、アルバイトをしておくことなどは、立派な仕事経験となるでしょう。アルバイトを通して培ったスキルや経験などは、就活においてアピール材料となるものです。履歴書では、採用後の職務に対する目標や取得したいと考えているスキルを示し、熱意が伝わる内容を意識して作成すると良いでしょう。

希望の就職先で活かせるスキルや経験だとなお良し

また、培ったスキルや仕事経験が希望の就職先とマッチしていると、より高評価が得られます。例えば、幅広い客層とコミュニケーションが取れるスキルがあるならば営業職、お金の管理をしていた経験があるならば金融業などで評価されるでしょう。これはあくまでも例なので、もちろん就職で活かせるスキルや経験は他にも多くあります。自分の得意分野などを絡めて、取得できそうなスキルなどを考えてみるのも良いかもしれません。

就職成功ポイント②:履歴書などで熱意をアピールする

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資格なしの学生が就職を成功させるためには、書類選考を通過しなくてはいけません。しかし、履歴書などを作成する場合、資格なしだとアピールが難しい点が問題となります。そういった場合には、丁寧さや就職に対する熱意などを、応募書類でアピールしてください。ESや履歴書を丁寧に書き、採用担当者に読んでもらえるような書類になるよう、レイアウトも工夫しておきましょう。

資格欄は空白にせずに「特になし」と書いておく

資格なしの人が履歴書を書く場合、資格欄の記入方法に迷う人は多いのではないでしょうか。熱意などを積極的にアピールしたい資格なしの学生にとって、空白はなるべく避けたい部分ですよね。しかし、資格があるなどの嘘を書くことは、もちろんいけません。資格なしで履歴書を書く場合、資格欄には「特になし」と書いておきましょう。空白だとそもそも資格があるのかないかの判断もできず、採用担当者によっては記入漏れだと考えてしまいます。ですので、資格なしならそれを伝えるために、「特になし」と書いておくべきなのです。

就職成功ポイント③:就職後に資格を取ると伝える

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また、「今は資格なしでも就職後に取得する」という旨を伝えるのも、1つの方法です。資格は、タイミングを逃すと永遠に取得できないわけではありません。やる気さえあれば、就職後に取得しても遅くはないでしょう。例え資格を持っていても、それが昔取得したものならば、就職後に覚えておらず役に立たない可能性もあります。ですので、就職後に資格を取得することで新鮮な知識を得られると伝えれば、むしろ利点になるともいえるのです。

就職後に取るならTOEICやパソコン系の資格がおすすめ

では、就職後に取得を目指す場合、どのような資格が良いのでしょうか。もちろん志望する就職先にもよりますが、取得しておいて間違いないのはTOEICやパソコン系の資格です。TOEICによる語学力は幅広い分野でアピールできる能力ですし、パソコン系のスキルは情報社会である現代において役に立ちます。特に取得したい資格が決まっていない場合は、汎用性の高いものを選ぶと良いでしょう。

MOSなどの仕事で活かせるような専門資格だと高評価

専門職である企業を志望する場合は、業務に関連した資格取得を目指すと高い評価が得られます。パソコン系ならMOSやITパスポート、その他だとMBAなどが有名でしょう。専門職の場合、いくら知識を持っていても、資格なしだとどの程度の能力があるのかが相手に伝わりません。ですので、就職後に取得することをしっかりと宣言しておくことで、企業の人を安心させられるでしょう。

実は就職において資格はそこまで重視されていない

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資格なしでも、ポイントを抑えれば就職を成功させられる可能性があると分かりました。そもそも、実は資格なしというステータスは、就職においてそこまで重視されていない部分なのです。リクルートがおこなった調査「企業と学生のギャップ」を見ても分かりますが、資格を気にする企業は全体の10%にも達していません。そのため、そこまでコンプレックスに感じる必要は、ないといえるでしょう。

特に新卒は資格よりも伸びしろがあるかどうかが大切

新卒が就職する場合、資格なしでもそこまで気にする必要はありません。そもそも、資格や能力のある社員が欲しい企業は、新卒よりも中途での採用を行った方が効率的といえます。それなのにわざわざ新卒を募集するのは、その「伸びしろ」に期待をしているからといえるでしょう。新卒の就活生は、過去の仕事経験が少ないぶん、新たな知識を吸収する力を持っています。そのため、吸収することによる伸びしろが期待できるのです。ですので、新卒の就活生は、「自分に伸びしろがあるかどうか」を積極的にアピールしてください。

高難易度の資格があっても役立たなければ意味がない

また、資格が重視されていない理由として、本当に役立つかどうかがわからない点も挙げられます。どんなに難しい資格を取得していても、その分野の知識がきちんと身についていなければ、業務で活かすことはできません。特に、一夜漬けで勉強に取り組んで資格を取得した人などは、その知識が身についていないケースが多くあります。そのため、資格があるからといって、「絶対に信用できるわけではない」と考えている採用担当者は多いのです。

資格なしが就職に与える影響は大きくない!ポイント3つを押さえて内定を手に入れよう

本ページでは、資格なしが就職に与える影響と内定を獲得するためのポイント、企業が新卒に求めるレベルなどをご紹介いたしました。資格なしをコンプレックスに感じている新卒の就活生は多いですが、そこまで気にする必要はありません。資格が必須ではない職種ならば、ポイントを抑えるだけでも、十分内定を貰える確率は高まるでしょう。企業が新卒に求めているのは、「資格」よりも「伸びしろ」です。書類選考や面接を通過するためにも、しっかりと自信と熱意を持って、就職活動に挑みましょう。

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2017年7月7日転職

Posted by BiZPARK